製品の開発・生産やプロジェクト等の進捗管理を効率化できる工程管理システム(工程管理ソフト)。業務のデジタル化を進める企業が増えるなか、工程管理システムの需要も高まっており、多種多様な製品が提供されています。本記事では、工程管理システムを比較検討するポイントや導入時の注意点を解説します。

また、導入実績の多い代表的な工程管理システムをご紹介します。自社の課題や目的に照らし、適切なサービスを見つけてください。

工程管理システムの比較方法・選び方

工程管理システムを比較選定する際のポイント

工程管理システムを比較選定する際のポイント

 

工程管理システムの比較検討は、以下の4つのポイントに沿って進めましょう。

 

  • 導入形態
  • 対応領域・機能
  • 連携性
  • ユーザビリティ

 

各項目を詳しく見ていきます。

 

■導入形態

工程管理システムの導入形態は、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2タイプに大別されます。各タイプの特徴は以下の通りです。

 

<クラウド型>

  • インターネット上に提供されているサービスを利用するタイプ
  • 初期費用を安く抑えられる
  • 短期間で導入できる
  • カスタマイズ性は限定的
  • セキュリティはベンダーの対策に依存

 

<オンプレミス型>

  • 自社サーバーにソフトウェアをインストールし、自社でシステムを構築・運用するタイプ
  • 初期費用が高い
  • 導入まで数週間から数カ月かかる
  • 柔軟にカスタマイズしやすい
  • セキュリティ性が高い

 

メリット・デメリットをふまえて、自社に適した導入形態を選んでください。

 

■対応領域・機能

工程管理システムには、テンプレートを使って工程表を作成し、進捗管理を行う機能が備わっていますが、作成可能な工程表の種類や付加的な機能は製品によって異なります。

 

工程管理システムで作成できる主な工程表を以下に挙げます。

 

  • ガントチャート
  • バーチャート
  • ネットワーク図

 

選定時は、自社の工程管理方法に対応したテンプレートが用意されているか確認してください。

 

また、特定の業種・業務に特化した製品には、その領域に適した付加機能が搭載されていることがあります。例えば、製造業に特化した工程管理システムのなかには、受注管理機能や在庫管理機能が強化されているものもあります。自社の用途にマッチした機能が備わっている製品を選びましょう。

 

■連携性

工程管理システムには連携機能が備わっているものが多く、データを紐づけることで業務を効率化できます。主な連携先には以下のものがあります。

 

  • 販売管理システム
  • 生産管理システム
  • 在庫管理システム
  • 会計システム
  • 労務管理システム

 

データを紐づけて活用したい場合は、自社のシステムとの連携可否を確認しておきましょう。

 

■ユーザビリティ

自社に必要な機能が備わった工程管理システムであっても、操作性や画面の視認性が悪いものだと業務効率が落ちる可能性があります。操作方法や実際の画面はデモ版やトライアルなどで確認できるので、検討段階でユーザビリティをチェックしておきましょう。

課題・ニーズ別に見た工程管理システムの向き・不向きの傾向

課題・ニーズ別に見た工程管理システムの向き・不向きの傾向

 

どのような工程管理システムを選ぶべきかは、自社の課題によっても変わってきます。
以下に課題・ニーズ別の向き・不向きの傾向をまとめました。

 

課題・ニーズ

向き・不向きの傾向

スピーディかつ低コストで導入したい

自社でシステム構築を行う必要がないクラウド型の工程管理システムが向いている

各工程の工数・完了日を一覧で把握したい

縦軸に作業項目、横軸に日付や所要日数を配置するバーチャートに対応したシステムを採用する

各工程の進捗状況を一覧で把握したい

横軸に進捗率を並べるガントチャートに対応したシステムであれば、各工程の進み具合を確認しやすい

ウォーターフォール型の作業工程の管理を効率化したい

各タスクの関連性が一目でわかるネットワーク型の工程表に対応したシステムが適している

分刻みで工程を管理する必要がある

分単位で工程表を作成できるシステムが適している。日単位・時間単位の画面に簡単に切り替えられる仕様のものが便利

人員調整・管理を効率化したい

労務管理システムや勤怠管理システムと連携可能なシステムが向いている

自社で工程管理システムを使いこなせるか不安がある

導入・運用時に適切なサポートが受けられる製品や、導入前にデモ版・無料トライアルを利用できる製品がよい

工程管理システムの導入時に注意すべき点

工程管理システムの導入時に注意すべき点

 

工程管理システムを導入する際は、以下の点に留意しましょう。

 

■小規模なプロジェクトから始める

工程管理システムは直感的な操作で工程表の作成・進捗管理を行えるものが多いですが、操作方法や手順に慣れるまではある程度の期間が必要です。最初から作業者や工程が多い大規模プロジェクトに導入すると、運用に手間取って混乱をきたす可能性があります。まずは小規模な案件に導入して、徐々に運用規模を拡大していくことをおすすめします。

 

■関係者に運用方法を周知する

工程管理システムを適切かつスムーズに運用するには、現場の実務担当者による稼働実績の報告・データ入力などの協力が欠かせません。工程管理をシステム化して運用フローが大きく変わると、関係者が戸惑うことも少なくないため、導入する目的や運用方法・操作方法などを事前に周知しておくことが大切です。

運用しやすい工程管理システムを選定しよう

工程管理システムにはクラウド型とオンプレミス型があり、導入スピードや費用感などが異なります。まずは自社に合った導入形態を選定したうえで、機能や連携性が自社の要件を満たしているか比較検討しましょう。担当者が操作しやすい仕様であることも重要なポイントです。

工程管理システム 7選

1.工程’s

(参照元:https://www.webi.co.jp/management/product/kouteizu/)

サービス名

工程’s

キャッチフレーズ

脱・表計算ソフト! 手書き感覚で工程表を簡単作成

サービス概要

「マウス操作で素早く直感的に工程計画を作成したい」
「作業工程をデジタル化してデータを有効活用したい」
―― 工程’sはこの相反する要望を同時に満たす工程表作成ツールです。
デジタル化した作業工程データを軸としてお客様のDX推進をサポートします。

向いてる形態

BtoB

導入社数

約 2000 社

(2021年06月01日時点)

導入企業の傾向

建設業、製造業、エネルギー産業の企業様に多数導入していただいております。

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社ウェッブアイ

サービス詳細

工程’sの詳細を見る

サービス資料

 

2.オシカ

(参照元:https://www.webi.co.jp/management/product/kamui/function/f010/)

サービス名

オシカ

キャッチフレーズ

自動資源山崩し!代替資源・スキルマッチングにも対応

サービス概要

工程表作成ツール「工程’s」の持つ日程や資源の計画情報をもとに計画エンジンが最適なスケジュールを立案する、「工程’s」専用自動スケジューラーです。
計画作成担当者を悩ませる様々な制約を満たしながら、高速スケジューリングエンジンが高度なシミュレーション結果を立案し、資源山崩しの自動化を実現します。

向いてる形態

BtoB

導入企業の傾向

建設業、製造業、エネルギー産業の企業様に多数導入していただいております。

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社ウェッブアイ

サービス詳細

オシカの詳細を見る

サービス資料

 

3.PREGARE

(参照元:https://www.webi.co.jp/management/product/pregare/)

サービス名

PREGARE

キャッチフレーズ

企業レベルの統合的プロジェクト管理を実現

サービス概要

企業レベルの統合的なプロジェクト管理(エンタープライズ・プロジェクトマネジメント)を実現するEPMシステムパッケージ。
研究開発・設計部門から、製造・生産部門、保守部門にわたる幅広い組織、部門における様々な計画の日程管理、予算・コスト・進捗管理、要員・設備の負荷管理、計画の実績・バージョン管理等にご利用いただけます。

向いてる形態

BtoB

導入企業の傾向

建設業、製造業、エネルギー産業の企業様に多数導入していただいております。

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社ウェッブアイ

サービス詳細

PREGAREの詳細を見る

サービス資料

 

4.Planow

(参照元:https://www.webi.co.jp/management/product/planow/)

サービス名

Planow

キャッチフレーズ

複数組織で遂行される大型プロジェクトの計画管理に

サービス概要

協働プロジェクトにおける工程計画情報の共有を、スムーズかつ安全確実にサポートする工程計画共有システム。
計画のバージョン管理、進捗管理、計画更新者の記録等が可能で、最新のセキュリティも備えた、大規模プロジェクトの進行管理に最適なツールとなっています。

向いてる形態

BtoB

導入企業の傾向

建設業、製造業、エネルギー産業の企業様に多数導入していただいております。

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社ウェッブアイ

サービス詳細

Planowの詳細を見る

サービス資料

 

5.Promio

(参照元:https://www.webi.co.jp/management/product/promio/)

サービス名

Promio

キャッチフレーズ

モバイルデバイスでの工程共有に

サービス概要

モバイル環境で工程表を管理できる工程コラボレーションシステム。
iPhone、Android、iPad、Windowsで動作する各種デバイスから手軽に工程確認や進捗報告が可能で、全員参加型のオープンでスピーディな工程管理を実現するツールとなっています。

向いてる形態

BtoB

導入企業の傾向

建設業、製造業、エネルギー産業の企業様に多数導入していただいております。

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社ウェッブアイ

サービス詳細

Promioの詳細を見る

サービス資料

 

6.サクっと工程SP

(参照元:https://www.smart-go.net/sk_sp/)

サービス名

サクっと工程SP

キャッチフレーズ

受注生産製造業向け 工程管理システム

サービス概要

サクっと工程SPは、多品種少量繰り返し生産、個別生産を行っている部品加工業向けのシステムです。
工程管理システムと自動スケジューラの連携が実現した夢のようなシステムをローコストでお使いいただけます。

【導入効果】
・工程計画者が不要になります。
・客先に確実な納期回答が行えます。
・最適なアルゴリスムによりマシン稼働率がアップします。
・特急品の割込判断がすぐに行えます。
・従業員の残業・休日出勤が計画的に行えます。
・オプションの作業実績収集システム[サクっとPOP]により日報が不要になります。

(参照元:株式会社インプローブ HP)

向いてる形態

BtoB

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社インプローブ

サービス詳細

サクっと工程SPの詳細を見る

 

7.QC-One

(参照元:https://www.uis-inf.co.jp/qc-one/)

サービス名

QC-One

キャッチフレーズ

Excel®と紙から、統合システムへ

サービス概要

QC-Oneとは、製造業、特にプロセス系製造業における、品質管理業務をサポートするシステムです。 従来Excel®や紙で管理されていた検査情報、規格情報を一元管理し、規格値との比較、出荷判定、成績書など各種帳票を発行します。
品質管理として必要最低限の機能をチョイスし、コンパクトなシステム構成を実現しました。

【選ばれる理由】
1.合否判定・成績書・統計分析のシンプル構成
2.必要な機能だけ自由に選択
3.だから低コスト

(参照元:株式会社宇部情報システム HP)

向いてる形態

BtoB

機能一覧

・検査
・出荷
・外部連携

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社宇部情報システム

サービス詳細

QC-Oneの詳細を見る