タレントマネジメントシステムとは|機能一覧・導入のメリット・実現できること

タレントマネジメントシステムとは|機能一覧・導入のメリット・実現できること

社員のスキルや適性を可視化・管理し、戦略的な人事をサポートする「タレントマネジメントシステム」。適材適所の人材配置が実現しやすくなるツールとして注目が高まっています。ここでは、タレントマネジメントシステムで実現できることや機能一覧、期待できる効果を紹介します。

タレントマネジメントシステムの導入を検討している方は以下の記事も参考にしてください。

タレントマネジメントシステム 19選|比較・選定ポイントとおすすめ「タレントマネジメントツール・サービス」の特徴や活用事例

タレントマネジメントシステムとは

タレントマネジメントシステムとは

 

タレントマネジメントとは、社員のスキルや適性をデータ化し、最適な人材配置・人材育成に活用する管理手法です。社員一人ひとりの能力を最大限発揮できる仕組みを作り、文字通り「適材適所」を実現することが主な目的となっています。

 

一般的に、タレントマネジメントは以下のような流れで進められます。

 

  1. 人材情報の収集・分析
  2. 採用・育成計画の作成
  3. 人材配置・人材活用
  4. 人事評価
  5. 能力の再開発(研修など)

 

一連のタレントマネジメント業務を支援するツールがタレントマネジメントシステムです。社員一人ひとりの能力や特性にまつわるデータをプロファイル情報として一元管理し、それぞれの適性を見極めたうえでキャリアプランの作成や能力開発につなげます。

 

タレントマネジメントをシステム化することで、人材マネジメントの効率化や公平性の高い評価も期待できます。

タレントマネジメントシステムで実現できること

タレントマネジメントシステムで実現できること

 

タレントマネジメントシステムを用いると、次の4つを実現できるようになります。

社員の能力や適性を分析・一元管理

タレントマネジメントシステムの基本機能は、社員一人ひとりの能力や適性を分析してデータベース化することです。現在の所属・経歴などの基本情報をはじめ、資格やスキル、評価、適正、面談記録など人材にまつわるあらゆるデータを集約して一元管理します。

 

スキルデータや特性はグラフ表示することも可能で、社員の個性や強み・弱みを視覚的にわかりやすく把握できるようになります。また、検索機能を用いれば、スキルや資格などさまざまな切り口で人材を抽出することも可能です。

 

  • 人材のプロファイル作成
  • プロファイル検索

スキルレベルに合った育成計画の作成・管理

タレントマネジメントシステムでは、社員一人ひとりのスキルレベルに合った育成・能力開発計画を立てることができます。プロファイル情報に基づいて、不足している能力を強化するための育成プランを策定・共有し、研修や資格取得の進捗管理を行います。

 

  • 人材育成計画の管理

目標設定・人事評価の管理

社員一人ひとりの目標を設定し、実績に基づいた人事評価を管理する機能も備わっています。コンピテンシー評価や360度評価など、多彩な人事評価手法に対応しているものもあります。

 

  • 目標・パフォーマンス管理
  • コンピテンシー管理

後継者の育成・管理

幹部候補・リーダーの確保と育成は、多くの企業の課題にあがります。タレントマネジメントシステムでは、リーダー像の要件をもとに、ポテンシャルの高い人材の抽出から育成計画まで管理することが可能です。

 

  • 後継者育成・管理

タレントマネジメントシステムの導入で得られる効果

タレントマネジメントシステムの導入で得られる効果

人材配置の最適化

タレントマネジメントシステムを導入すれば、社員一人ひとりの能力・特性に合ったポジションを見極めやすくなります。特定の職務に適した人材をデータベースで検索できるため、急な休職・退職などでポジションに空きが出た場合でも、適切な人材を速やかにマッチングできます。

次世代リーダーの発掘・計画的な人材育成

従来は年功序列を重視した組織作りが一般的でしたが、少子高齢化にともなう人手不足や人材の多様化などの影響で、近年は人的資源を効率的・戦略的に活用する重要性が高まっています。

 

タレントマネジメントシステムを用いれば、将来の幹部候補となり得る人材を選定し、中長期的な育成計画を立てることも可能です。これにより、重要ポジションに優秀な人材を適切に配置できるようになります。

公平性の高い評価が可能に

従来の人事評価では、上司の主観が入り、客観性に欠けるケースが多く見受けられました。タレントマネジメントシステムでは、あらかじめ具体的な評価指標を設定するため、社員の能力・実績が正当に評価されやすくなります。評価の公平性が担保されれば、社員のモチベーションアップや従業員満足度の向上につながります。

タレントマネジメントシステムの機能一覧

タレントマネジメントシステムの機能一覧

 

タレントマネジメントシステムの主な機能を以下にまとめました。

 

機能

内容

人材のプロファイル作成

社員の能力・経歴にまつわる情報を登録・データベース化。スキルや特性をグラフで可視化できるものもある

—所属・経歴

—スキル・資格

—考え方・行動特性

—コミュニケーション能力

—職務適性

プロファイル検索

スキル・資格などさまざまな切り口で人材を検索する。抽出した人材情報をプール、リスト化することも可能

コンピテンシー管理

高い実績を上げている優秀な社員のスキル・ノウハウなどの行動特性を抽出して基準化する

次世代リーダー管理/後継者管理

将来の幹部候補となり得る人材を評価・経歴に基づいて選出し、育成計画を管理する

人材育成計画の管理

個々の能力やキャリアプランに沿った育成計画を管理する。研修や資格の受講・取得情報を収集し、スキル開発の進捗管理もできる

目標・パフォーマンス(評価)管理

社員の評価指標・目標を設定し、実績を管理する。人事評価に反映させることが可能

分析・組織シミュレーション機能

社員のプロファイルデータに基づき、部署・チームの適切な人材配置のシミュレーションや、将来的な人員不足の予測などをする

 

どの機能が搭載されているかは製品によって異なります。選択の際は注意しましょう。

タレントマネジメントシステムで「適材適所」を実現しよう

タレントマネジメントシステムを導入すれば、社員一人ひとりの能力・スキルを把握しやすくなるため、適切な人材配置が可能になります。次世代リーダーの選抜・育成にも役立ち、計画的かつ戦略的な組織作りにつなげることができます。人事戦略の確度を高めるためにも、タレントマネジメントシステムを活用してみてはいかがでしょうか。 

 

タレントマネジメントシステムの導入を検討している方は以下の記事も参考にしてください。

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この記事の監修者

杜美樹プロフィール写真

杜美樹

出版社に18年勤務。編集長、メディア設計、営業統括、システム開発PMと畑違いの職務で管理職を経験。現在は数々のメディアで企画・編集・執筆を手掛ける。得意領域は、実践も積んでいるメディア企画系、人事・マネジメント系、ビジネス系、医療・美容系。インタビュー経験は200件以上。Webライティングの講師も務める。

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