スマホの普及とともにアプリ市場は拡大傾向にあり、BtoB・BtoCを問わず、多種多様なアプリが提供されています。アプリ開発会社を利用すればノウハウがない企業でも高品質なアプリを開発できる一方、「自社に合う開発会社を見極めにくい」という声も聞かれます。ここでは、アプリ開発会社を比較選定する際のポイントや利用時の注意点を説明します。

また、導入実績の多い代表的なアプリ開発会社をご紹介します。実際に利用する企業の活用事例も交えながら、サービスの強みや特徴の解説を行います。自社の課題や目的に照らし、適切なサービスを見つけてください。

アプリ開発会社の比較方法・選び方

アプリ開発会社を比較選定する際のポイント

アプリ開発会社を比較選定する際のポイント

 

アプリ開発会社を選定する際の4つのポイントを紹介します。

 

  • 得意分野・強みが自社のニーズに合っているか
  • 企画力・提案力があるか
  • 開発費用は予算に合っているか
  • アプリ完成後のサポートは充実しているか

 

各項目を詳しく見ていきます。

 

■得意分野・強みが自社のニーズに合っているか

どのようなジャンルのアプリ開発を得意としているかは、開発会社によって異なります。まずは、自社が求めるアプリの内容と、アプリ開発会社の得意分野がマッチするかを確認しましょう。

 

アプリはスマホアプリとWebアプリに大別され、ジャンルには以下のものがあります。

 

  • ゲーム
  • 音楽
  • ニュース
  • Eコマース・ショッピング
  • ソーシャル
  • 学習・教育
  • プロモーション
  • 地図・位置情報
  • 電子書籍・漫画
  • 業務系(営業支援、勤怠管理、在庫管理など)

 

アプリによって開発手法や必要な知識・技術も変わってくるため、開発会社のHPなどで開発実績や強み、得意分野をチェックしておくことをおすすめします。

 

■企画力・提案力があるか

「ニーズを満たす企画案を出してもらえるか」「プラスαの提案をしてもらえるか」といった企画力・提案力もアプリ開発会社を見極める重要なポイントです。

 

「アプリでこういう課題を解決したい」というイメージがあっても、自社にノウハウがなければ具体的な機能・性能にまで落とし込んでプランニングするのは困難です。提案力のあるアプリ開発会社なら、顧客の漠然としたイメージをくみ取り、具現化するために必要なスペックやユーザー視点で使いやすい機能を提案してくれます。

 

■開発費用は予算に合っているか

アプリの開発費用はアプリの内容・仕様によって大きく変わってきます。開発会社の増加にともなって相場は以前より低くなっているものの、複雑なプログラムが必要なものは1,000万円を超えるケースもあるので注意が必要です。選定の際は複数の業者から見積もりをとり、料金に含まれるサービスの範囲や納期を比較しましょう。

 

■アプリ完成後のサポートは充実しているか

アプリの完成後も、チューニングやブラッシュアップ、導入促進といったさまざまな作業が発生します。ノウハウや人的リソースが少ないとリリース後にトラブルが生じた場合に適切な対処ができないため、開発後のアフターフォローが充実している開発会社であれば安心です。プラットフォームへの申請作業やユーザーからの問い合わせ対応、保守作業などに対応してもらえるか、検討時に確認しておきましょう。

課題・ニーズ別に見たアプリ開発会社の向き・不向きの傾向

課題・ニーズ別に見たアプリ開発会社の向き・不向きの傾向

 

どのようなアプリ開発会社を選ぶべきかは、自社の課題によっても変わってきます。以下に課題・ニーズ別の向き・不向きの傾向をまとめました。

 

課題・ニーズ

向き・不向きの傾向

自社にアプリ開発のノウハウが全くない

アプリの企画・設計・開発・アフターフォローまでワンストップで委託できる開発会社が適している。マーケティングプランの作成や効果測定を強みとするところもある

自社の業務改善・生産性向上につながるアプリを開発したい

顧客管理や在庫管理、勤怠管理などの効率化に役立つ業務系アプリ開発を得意とする開発会社がおすすめ

どのようなアプリを開発すればよいかわからない/企画スキルが不足している

アクセス解析やユーザーインタビューなどの定量調査・定性調査を実施し、自社にマッチした企画を立案してくれるアプリ開発会社が向いている

ユーザビリティが高いアプリを開発したい

UI/UXに配慮したデザイン設計を得意とするアプリ開発会社が適している。アプリ専門デザイナーが在籍しているところもある

最新のIT技術を活用して差別化を図りたい

IoTやAI、VRなどの新しいテクノロジーを搭載したアプリ開発の実績がある開発会社がおすすめ

アプリと基幹システムを連携させてデータを有効活用したい

既存システムとのAPI連携に対応できるアプリ開発会社が適している

アプリ開発会社を利用する際に注意すべき点

アプリ開発会社を利用する際に注意すべき点

 

アプリ開発を業者に委託する場合は以下の2点に留意しましょう。

 

■アプリを導入する目的を明確に

効果的なアプリを開発するには、企画段階でターゲットやベネフィット(利用価値)を明確にしておくことが重要です。「競合他社も作っているから」「便利そうだから」など目的が不明瞭なままでは、判断基準がないため機能や性能を取捨選択しにくくなってしまいます。

アプリによって「何を達成したいのか」「ユーザーにどのような価値を提供したいのか」を明確にし、開発会社と方向性をしっかりと共有しましょう。

 

■定期的に進捗状況を確認する

アプリの設計・開発を完全に開発会社に任せる場合でも、進捗確認は定期的に行うようにしてください。基本的に開発会社は納期に間に合うようにプロジェクトを進めますが、思わぬトラブルでスケジュールに遅れが生じることが少なくありません。

 

状況把握が遅れると対策も後手に回ってしまうため、開発会社とこまめにコミュニケーションをとり、速やかに仕様変更などの判断ができるようにしましょう。なお、大幅な仕様変更には追加費用が発生するケースがある点も要注意です。

最適なアプリ開発会社を見極めよう

アプリ開発会社を選定する際は、それぞれの得意分野・強みと自社が制作したいアプリの内容が合致しているかをチェックするのが基本です。企画力・提案力を強みとし、開発後のアフターフォローも充実している開発会社であれば、自社にノウハウがなくてもアプリ運用のPDCAを適切に回せる可能性が高まります。ここで紹介した選定ポイントを参考に、自社に適したアプリ開発会社を見つけてください。

 

アプリ開発会社 9選(ランキング・一覧)

1. デジタルコンサルティング(株式会社モンスター・ラボ)

(参照元:https://monstar-lab.com/jp/)

サービス名

デジタルコンサルティング

キャッチフレーズ

DXを推進してビジネスを成功に導く

サービス概要

私たち、モンスター・ラボグループの最大の特徴は、豊富なデジタルプロダクト開発実績に加え、世界各国の拠点を通じて蓄積したグローバルな知見があること。戦略的な知見を活かしたコンサルティングとこれまでに蓄えたノウハウを武器に、シームレスな課題解決策を提案することが可能です。
DXの実現を目指す企業様のパートナーとして、ビジネスやサービスの企画・ 設計、UI/UX デザイン、ブランディング、システム・アプリ開発、グロースハック・ 拡張支援といったあらゆる面からサポートいたします。

向いてる形態

BtoB/BtoC

運営企業

株式会社モンスター・ラボ

サービス詳細

デジタルコンサルティングの詳細を見る

サービス資料

 

導入した企業の声

アジア航測株式会社 ベンチャー共創室 高柳茂暢様 ベンチャー共創室 後藤和郎様:

導入目的は、海底地形図を活用した釣り向けのアプリを開発するため。デジタルコンサルティングを活用することで、会社の枠を超えたチーム組成ができ、本当にいい形で共同作業ができました。

 

2. Samurai アプリ開発

(参照元:https://www.samurai-net.co.jp/)

サービス名

Samurai アプリ開発

キャッチフレーズ

世界初のオムニチャネルECを作成した弊社が課題を解

サービス概要

FeliCa/NFCを中心とした非接触目線技術やキャッシュレスなどのアプリ開発ならお任せ!

特徴①キャッシュレス・モバイルオーダーのソリューションを活用した高品質なシステム開発
決済代行会社のソニーペイメントサービス株式会社と標準連携

特徴②アプリとWeb両方に精通、会員システムやPOSなど各種システムとの連携も得意

特徴③少人数で小回りの効く開発体制
スケジュール感を意識した機動力に強みがあり、構想段階からの相談も可能

向いてる形態

BtoB/BtoC

導入社数

約 30 社

(2021年04月22日時点)

導入企業の傾向

ソニーグループを始め、大手レストランチェーンやアパレル各社など多数の導入実績がございます。

機能一覧

・モバイルオーダー
・キャッシュレス決済
・会員管理機能
・ハウスマネー・ポイント機能
・顔認証

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社Samurai

サービス詳細

Samurai アプリ開発の詳細を見る

サービス資料

 

3. アプスタ(株式会社ドリームネッツ)

(参照元:https://www.appsta.jp/)

サービス名

アプスタ

キャッチフレーズ

戦略に応えられるアプリ制作サービス

サービス概要

●柔軟なカスタマイズを低コストで
カスタマイズを前提にアプリ運営の基盤を独自に開発しました。
●制作実績1,000社のノウハウ、技術力を活かしたご提案
企業サイト、Webサービスから基幹系システム開発まで、制作・システム会社として長年培ってきた技術力とノウハウでお客様にあわせたご提案・開発ができるのが強み。
●実店舗+Web、ポイントやCRM連動が得意
小規模店舗から大規模チェーン店まで、顧客情報やポイントデータ等をスマートフォンアプリを通してシームレスに連携。
(参照元:株式会社ドリームネッツホームページ)

向いてる形態

BtoB/BtoC

導入社数

約 1000 社

(2021年02月07日時点)

機能一覧

・届いたことにすぐ気付く プッシュ通知機能
・最新のクーポンやお知らせが 一目で分かるホーム画面
・ワンタッチで電話もOK 店舗プロフィール機能
・クーポン機能で 来店のきっかけづくり
・スタンプカード機能でアプリの利用を促進
・リピート来店を力強く支援する リマインダー通知機能
・アプリ内で商品やサービスの販売で 売上アップ
・アプリユーザーと一対一の コミュニケーション
・お店の魅力をフォトギャラリーで
・お知らせ機能で情報を即時に アピール
・お客様ともっと繋がるコメント機能
・セグメント配信機能で ターゲットを絞った情報配信を
・重要な情報を詳しく分析 集計・分析機能
・Webメニュー機能で サイトをアプリに組み込み

価格

・バリュープラン  29,000円 / 月額
・エンタープライズプラン  50,000円 / から月額

運営企業

株式会社ドリームネッツ

サービス詳細

アプスタの詳細を見る

 

4. CLINKS(CLINKS株式会社)

(参照元:https://www.clinks.jp/appdev/android/)

サービス名

CLINKS(クリンクス)

キャッチフレーズ

Androidアプリ開発をサポート

サービス概要

CLINKSでは、世界の約7割のシェアを誇るAndroid向けアプリケーションの研究・開発に取り組んでいます。
スマートフォン市場が活性化する以前から様々なアプリ開発に取り組み、現在では350本以上のAndroid、iOS向けアプリの開発実績があります。その実績を活かした企画力・実行力で、企業のアプリ開発を実現します。
Android、iOSの両プラットフォームでの開発技術を保有しており、アプリのローカライズ対応が可能です。
(参照元:CLINKS株式会社ホームページ)

向いてる形態

BtoB/BtoC

機能一覧

・アプリ開発
・iPhoneアプリ開発
・Androidアプリ開発
・ソーシャルゲーム開発
・Webシステム開発
・インフラ構築
・運用保守
・ITエンジニア派遣
・IT研修
・Webコンテンツ運用
・在宅派遣(テレワーク)
・エフェクト制作

価格

・価格はお問合せください

運営企業

CLINKS株式会社

サービス詳細

CLINKS(クリンクス)の詳細を見る

 

5. Catalog Cloudz(株式会社ebook cloud)

(参照元:https://ebookcloud.info/)

サービス名

Catalog Cloud

キャッチフレーズ

電子カタログアプリ制作

サービス概要

電子カタログ制作ソフトCatalogAppはアプリストアー、GooglePlayに公開するための
自社オリジナルの電子カタログアプリの開発サービスです。
自分で簡単にWEB上の管理画面から電子カタログアプリの製作が簡単にできるのが最大の特徴です。

【特長】
・自分で簡単にWEB上の管理画面から電子カタログアプリの製作ができる。
・低価格、高性能
・驚くほどのコストパフォーマンスで高精度な電子カタログアプリの開発をいたします。

(参照元:株式会社ebook cloudホームページ)

向いてる形態

BtoB/BtoC

機能一覧

・cmsコントロールパネル機能

価格

・カタログアプリ制作サービス  19,800円 / 1アカウント

運営企業

株式会社ebook cloud

サービス詳細

Catalog Cloudの詳細を見る

 

6. アプリケーション開発(株式会社クロスパワー)

(参照元:https://xp-cloud.jp/developmentcase/)

サービス名

アプリケーション開発

キャッチフレーズ

企業を成長させる

サービス概要

クロスパワーのアプリケーション開発
適正価格
「アプリ開発は費用が高い???」
もちろん、品質を担保するためには一定のコストを掛けることが必要になります。
しかし、クロスパワーのシステム・アプリケーション開発は、原則プロパーでの対応となり、外注費や管理コストを省いています。
その結果、大手SI・メーカー系企業と比較した場合「適切な」コストでアプリケーション開発をご提供することが可能です。
クロスパワーでは、間接コストなど無駄なコストを見直し、お客様のご要望とご予算にあわせた適正価格のご提案を心がけています。
(参照元:株式会社クロスパワーHP)

向いてる形態

BtoB/BtoC

機能一覧

・AWS導入
・クラウドファイル共有・バックアップ
・クラウドへの移行
・アプリケーション
・サーバー構築・移行

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社クロスパワー

サービス詳細

アプリケーション開発の詳細を見る

 

7. モバイルアプリケーション開発(NCDC株式会社)

(参照元:https://ncdc.co.jp/service/mobile_apps/)

サービス名

モバイルアプリケーション開発

キャッチフレーズ

一歩先のモバイルアプリを実現。

サービス概要

iOS / Androidアプリの企画から、設計、デザイン、開発、APIを駆使した既存システムとの連携まで、モバイルアプリケーションのビジネス活用に必要なサービスをワンストップで提供します。
とくにUX/UIデザインを重視した使いやすいアプリの開発や、AI/IoT/MRなど先進的で高度な技術を扱う難易度の高いアプリの開発を得意としており、豊富なアプリ開発実績で培った経験とノウハウでお客様のビジネスを強力にサポートします。
(特徴)
・企画から開発までワンストップで提供
・UX/UIデザインを重視した開発手法
・バックエンド開発まで支える高い技術力
(参照元:NCDC株式会社HP)

向いてる形態

BtoB/BtoC

機能一覧

・コンシューマー向けアプリの開発
・業務用アプリの開発
・ハードウェアと連動するアプリの開発

価格

・価格はお問合せください

運営企業

NCDC株式会社

サービス詳細

モバイルアプリケーション開発の詳細を見る

 

8. ソフトウェア開発(株式会社情報戦略研究所)

(参照元:https://www.isl-net.co.jp/service-ap.html)

サービス名

ソフトウェア開発

キャッチフレーズ

アプリケーションソフトウェア開発

サービス概要

(特長)
・お客様のニーズへのフレキシブルな対応
最先端のIT技術は、その進化の速度をますます速めています。
最先端テクノロジーでお客様に最適な回答を提供し続ける情報戦略研究所は、システム部を中心に数名のスタッフ構成で制御ソフトウェア開発、アプリケーションソフトウェア開発、ネットワーク運用、品質管理の4つのチームを編成、クライアントのニーズへのフレキシブルな対応を第一に心がけています。
・業務委託
他に事例が無い業務などでお困りの場合、是非一度お問い合わせ下さい。
当社スタッフがお答えします。
(参照元:株式会社情報戦略研究所HP)

向いてる形態

BtoB/BtoC

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社情報戦略研究所

サービス詳細

ソフトウェア開発の詳細を見る

 

9.業務システム・アプリケーション開発(クラウドエース株式会社) 

(参照元:https://cloud-ace.jp/service/sysytem-integration/)

サービス名

業務システム・アプリケーション開発

キャッチフレーズ

フルマネージド環境における 開発

サービス概要

GCP のフルマネージド環境における開発によって管理コストをゼロに。開発コストも大幅に削減可能。
(特長)
・クラウドエースはGCPにおける世界トップクラスの技術力
2019年に、アプリケーション開発の分野において Google よりアワードを受賞。
GCP 専業のスペシャリスト集団が、お客様のシステム開発をサポートいたします。・システム・アプリの運用負荷を大幅に軽減
GCP マネージドサービスを利用することで、監視や障害対応、バックアップやアップデートなどの運用負荷から解放されます。
それによって価値創造的な業務に集中することができます。
(参照元:クラウドエース株式会社HP)

向いてる形態

BtoB/BtoC

価格

・価格はお問合せください

運営企業

クラウドエース株式会社

サービス詳細

業務システム・アプリケーション開発の詳細を見る