1998年の創業以来、インターネット領域で成長し、現在ではメディア、広告、ゲームを柱に事業を展開している株式会社サイバーエージェント様。インターネット時代のトップランナーとして常に社会の注目を浴びる企業です。その一方で、事業や取引の拡大に伴って増え続ける紙の書類には頭を悩ませていました。それらを解決するための切り札として導入されたのが『BtoBプラットフォーム 請求書』。その導入効果を経営システム室のご担当者様に伺いました。
(取材日 2016年5月24日)
1ヵ月でバインダー10冊分の請求書
経営本部では「紙は負債である」という考え方があります。
一例として、当社ではネット広告事業を展開していますが、クライアントからの広告掲載の申込みは、既に2008年の時点でWeb上で完結する仕組みを提供していて、グループ会社間の取引についてもWeb化しています。
紛失や破損のリスク、保管や郵送のコストなど、紙には様々なデメリットがあり、Web上で完結できるものはできる限りWeb上で行いたいという考えです。
ですから、仕入先様と毎月やり取りさせていただいている請求書も、紙という側面で捉えれば、“負債”であったわけです。事実、1ヵ月間に受け取る請求書を束ねると、5センチ厚のバインダーで10冊にもなります。これだけのボリュームの請求書が毎月増えていき、保管・管理の負荷は大きいものでした。当社にとって請求書の電子化は長年にわたっての悲願であったわけです。そんな中、インフォマートさんのテレビCMを見たときは、“これだ!”と直感しました。すぐに資料を請求し、ご説明をお願いしたわけです。