RPAツールの置き換えやクラウド連携など利用範囲拡大に向け内製体制を強化
トヨタ自動車北海道株式会社は、北海道で唯一のトヨタ自動車のものづくり拠点として、オートマチックトランスミッションやCVT、ハイブリッドトランスアクスルなどの駆動ユニットを国内外の車両工場へと供給し、低燃費かつ環境にやさしいクルマづくりに貢献している。同社では「電子帳簿保存法(以下、電帳法)」への対応にあたり、システムの整備、運用にかかわるコストや作業負担の大きさが課題に。そこで、以前からファイル共有に利用していたBoxを電子帳簿の保存先として利用。加えて、会計システムから請求書データをBoxに自動で集約・格納する仕組みを「ASTERIA Warp Core」で構築し、電帳法への対応を低コストかつスピーディーに実現した。さらに、ExcelやAccessを利用したさまざまな業務領域での属人化や、ファイルの肥大化による作業負担の増大に対しても、ASTERIA Warp Coreを介したシステム連携の適用を順次進めることによって解消を目指す一方、異常動作が頻発するなど安定性を欠いているRPAによる業務の安定化にもASTERIA Warp Coreを役立てていく。