2019年5月に設立70周年を迎える因幡電機産業は、開発機能とメーカー機能を併せ持つ技術商社だ。住宅やオフィスビルの照明器具・エアコンからコンセント・配線器具、太陽光発電システムまでを供給する電設資材事業を始め、工場設備の制御装置などを供給する産業機器事業、PBブランド『JAPPY』で照明器具や計測器などを提供する自社製品事業を展開している。
同社では、顧客である電設資材の販売代理店から見積もりの依頼や注文を受け、製品メーカーに問い合わせて回答をもらい、顧客に返事するという業務プロセスを採っているが、これらのやり取りはほぼFAXを介して行っており、受信FAXの仕分けや回答FAXの送信に多大な手間がかかっていた。こうした課題を解決するために、同社はネクスウェイの『FNX e-受信FAXサービス(以下、e-受信FAXサービス)』を導入、営業担当者と事務スタッフの業務を大幅に改善し、顧客満足度の向上までを実現した。