Splashtop Enterprise 導入事例 _富士ソフト株式会社様

このインタビューを受けた会社

富士ソフト株式会社

執行役員 山岡 寛典様


  • 住所:神奈川県横浜市中区
  • 業種:情報通信
  • SIer・システム・Web・アプリ開発・デザイン|アプリケーション・セキュリティ・ITソリューション|ITインフラ・ネットワーク・サーバ・周辺機器
  • 従業員規模:5001名以上

Splashtop Enterprise 導入事例 _富士ソフト株式会社様

取材日:2020年4月20日(公開日:2020年4月20日)

サービス情報

富士ソフト株式会社 山岡様

どのような目的でSplashtopを導入したのですか?

現代の働き方は、どちらかというと場所や時間、自分のパソコン にしばられて仕事をしています。当社は、そういうものから解放 して時間的、空間的に、”ゆとりとやりがいのある働き方”を実現で きる環境を社員に提供し、より生産性を高め、生産力を確保する ことを目的としました。

いろいろな施策を試してみましたがその中でも、アプリで遠隔地か ら自分のパソコンを自由に使えるものはないかと、シンクライアント から始めて、いろいろなツールを試してきました。Splashtopは最も使 い勝手がよく、コストパフォーマンスにも優れていることを評価し、今 回、Splashtopを導入しました。

Splashtop導入にあたっての障壁について

「パソコンを持ち歩く」という昨今、ずいぶん軽量化されてはいます が、それでもまだノートパソコンは持ち歩くには非常に重く、タブレッ トやスマートデバイス等、どこでも使える機器や環境が必要です。そ の方法としては、クラウド上にアプリケーション環境を設ける方法や、 セキュアな管理ツールによってメールやカレンダーの情報、オフィス データ等がデバイスに保存されないような仕組みを整備する方法が あります。また、シンクライアントのように、仮想サーバに環境を構築 し遠隔地からリモートアクセスする方法も有効です。

Windows XPからWindows 7等の最新のパソコンへの買い替えや、 プログラム作成などの開発業務や設計業務を行うために高機能なパ ソコンを使う必要があるなど、いろいろなニーズがあるのではないか という事です。

特に、社内利用限定の社内システムを使う必要がある、会社の自席 の パ ソ コ ン の リ ソ ー ス を 使 う 必 要 が あ る 、イ ン ス ト ー ル し た 特 殊 な アプリケーションを使いたいなどのニーズがあり、自宅などの遠隔地 から会社の自席のパソコンに接続する、リモートデスクトップという 方法がベストである、と判断しました。

リモートデスクトップの参入障壁、導入時の障壁ですが、誰でも無条 件に利用させることできませんので、当然、アカウントの管理が必要 で す 。予 め 利 用 す る デ バ イ ス の 安 全 性 を 確 保 し 認 証 す る こ と も 必 要 となります。この2点に加え、会社の自席のパソコンは通常、帰宅時 に電源をOFFします。当社では電源を入れたまま帰宅してはいけないルールです。会社の自席のパソコンの電源を自動的にONすること、 この”Wake on LAN”が課題でした。

“デバイス認証”、”Wake on LAN”と”セキュアな環境”、つまり個人の パソコンまたはスマートデバイス上にデータが保存されないことの 3つの要素をすべて実現できるのはSplashtopだけでした。

Splashtop導入後の効果について

当 社 は 、ワ ー ク ス タ イ ル 変 革 の ひ と つ と し て 多 様 な 働 き 方 支 援 を あ げ て い ま す 。例 え ば 、短 縮 勤 務 や 在 宅 勤 務 等 が あ り ま す が 、特 に 在 宅 勤 務 は 今 後 、ま す ま す 推 進 す べ き で あ る と 考 え て い ま す 。家 庭 の 事情により1週間9:00~5:30で定時勤務することが難しい場合や、 家庭で育児や介護をしながら仕事も続けたい場合などへの支援とし て、新たな在宅勤務のツールであるシンクライアントとSplashtopの 2種類の方法を提供しました。Splashtopの利用状況について利用者 に ヒ ア リ ン グ し た と こ ろ 、会 社 の 業 務 環 境 と 同 じ よ う な ペ ー ス で 、同 じように作業できるとのことでした。なおかつ、自宅のパソコンのス ペックが少し低くても、会社のパソコンへアクセスしますので、十分 活用でき大変満足という評価でした。

ワークスタイル変革を効果についてどのように進めていったか

ワークスタイル変革を推進するためには、まずは会社としてきちんと したビジョンを社員に発信することが必要です。

一番大切なのは、実はこのビジョンなのです。働く環境にはいろいろ な制約があります。それらの制約を取り払うことによって、もっと”ゆ とりとやりがいのある働き方”ができるのではないかと考え、それを 実現させることをまず会社のビジョンとして大きく打ち出しました。 そのビジョンを実現するためにはいろいろな施策が必要です。当社 で は 、” サ テ ラ イ ト オ フ ィ ス ” 、” フ ル フ レ ッ ク ス 勤 務 制 度 ” 、” 在 宅 勤 務 制度”等があり、”社外からのアクセス”も推進しています。もう一つ重 要なポイントはやはり”ペーパーレスの推進”です。紙に縛られる文化 ですと、どうしても会社でしかできない作業が発生してしまいます。 ”ぺーパーレスの推進”、そして、”クラウド化の推進”、”コミュニケーション の強化”等の施策を実施します。

また、施策と同時に”会社の制度”、”会社の風土”を整えておくことも大 切です。社員が処分を恐れて制度を利用できない状態にならないよ う、しっかりと会社の規程を整備しました。就業規則や多様な働き方規程を整備し、特に在宅勤務に関しては、違反行為やモデルケース を示すことで活用を促進させました。

また、当社は”BYOD”も推進しています。この施策でも、個人所有のデ バイスを有効に活用する目的でBYOD関連の規程、情報セキュリティ や社内システムの規程を整備して、制度面と施策面を整えました。

最終的には、それらを支える手段としてテクノロジーが必要になりま す。そのテクノロジーとしては、”クラウド”や”シンクライアント”、”仮想 デスクトップ”があり、またさまざまな外部アクセスの増加に対応する ために、”ネットワークの強化”も必要です。それから、BYODを運用す る為の環境作りと、Splashtopのようなリモートコントロールの環境。

進め方は、1手段、2ツール、3システム、4仕組み、を整備する4つ のステップです。

このように、ビジョンに基づいて規程や制度を作り仕組みを整備して 運用しますが、最終的には運用するだけでなく、それをきちんと評価 し、本当に正しく使われているか、有効か、効率的かなど、社員の残 業時間の増減や多様な働き方の増減などの状況を必ずフィードバッ クし評価して、また新たな仕組みや制度、運用改善につなげるPDCA を回していくことが必要です。

キーワードは、”会社の机に縛られない”こと、です。

現在、当社が進めている施策は、会社から固定電話を全部なくして全 て携帯やスマーとフォンに切り替える”脱固定電話”、パソコンをなくし てタブレットだけで仕事を行う”脱PC”、もちろん、”ペーパーレス”も引 き続き重要な施策です。実はこのワークスタイル変革を進めることに よって、コスト削減、BYODの推進、BCP対策やディザスタリカバリの 対策までも同時に実現してきました。非常に効果を感じています。

どうしてBCP対策が必要だったか?

今から3年前、2011年3月の大震災の時には、局所的な停電が起きま し た 。昨 今 で も 、大 雪 や 大 型 の 台 風 等 に よ っ て 出 社 す る の が 難 し い 状況が発生しています。無理して出社しなければ仕事ができない環 境は、非常に危険です。当社は製品・サービスで売上を得るものです から、生産を続ける必要があります。生産をするためにはプログラム 開発やテストを実施し、仕様書を作成する等の作業が必要です。

出社が厳しい状況をカバーするために、遠隔地つまり自宅のパソコン やスマートデバイスから業務が継続できるかがポイントの1つになり ます。そのポイントをクリアするために、当社ではシンクライアントを 導入していました。シンクライアントは非常に高価です。せっかく会社 の自席にパソコンがあるのですから、それを遠隔地から利用できる安 価なツールがあれば、それを利用するのは企業として当然です。

デスクトップの仮想化について

1年前ほど前、2014年ですが、ちょうどWindows XPのサポート切れ で大騒ぎがありました。その時であれば、仮想化を選択することは非 常に有効でしょう。実は、仮想化には少し課題があります。仮想化を 導入する全てのパソコン環境の統一が必要です。個々のパソコンの中 に、個人利用のアプリケーションがインストールされていたり、重た い開発ツールがインストールされていたりすると、仮想化にかかるリ ソースが、Officeツールやウェブ利用の社内システムを利用する環境 のみの一般的な事務用のパソコンと比較して3倍以上のコストがかか ります。開発用のアプリケーションやツールを動かすために必要な能 力のCPU、容量の大きなメモリ、磁気ディスクなどは非常に高価です。 事務用のパソコンの3倍ぐらいのCPUの能力と記憶容量が必要になっ てきますので、パソコン3台分以上の費用がかかってしまうのです。

仮想化はたいへん有効な手段ではありますが、100%仮想化に移行 することは、必ずしも得策ではありません。

Windowsインターフェイスで作られた共通の業務アプリケーション 等は仮想化に移行できます。パソコンの中の独自のアプリケーショ ンやパソコン上のリソースを使いたい場合は、リモートアクセスが ベストな選択です。その他の汎用的なアプリケーションであるメー ルやカレンダーに関しては、クラウドサービスを利用した方がずっ と安価で効率的です。

その他、当社ではペーパーレス会議用のスマートドキュメントサービ ス「moreNOTE」を自社開発し提供しています。また、安心・安全に 私 的 デ バ イ ス 活 用 を 実 現 す る B Y O D ツ ー ル「 s m a r t B Y O D 」を 自 社 開 発し、提供しています。さまざまなクラウドサービスやアプリケーショ ンをBYODでセキュアに利用できます。

それでも、全社共通の環境と開発や設計等など個別の環境について は、利用する状況にふさわしい環境の切り分けが必要です。

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