Splashtop Enterprise 導入事例_東京大学 情報基盤センター様

このインタビューを受けた会社

東京大学 情報基盤センター

情報基盤センター 情報メディア教育研究部門 教授 理学博士 柴山 悦哉様


  • 住所:東京都文京区
  • 業種:教育・学習支援業・学校
  • 学校・大学
  • 従業員規模:その他

Splashtop Enterprise 導入事例_東京大学 情報基盤センター様

取材日:2020年4月20日(公開日:2020年4月20日)

サービス情報

東京大学 柴山 悦哉 様

主な導入目的を教えてください

このシステムは大学で授業などに使いたいと思ったのですけれ ど も 、学 内 に 1 , 0 0 0 台 以 上 の i M a c が あ っ て 、そ れ を 授 業 に 使 っ て い ま す 。そ の 授 業 の 準 備 を す る 為 に 、特 に 学 内 の 非 常 勤 の 先 生 が 、事 前 に 使 い た い の だ け ど 、で も 毎 回 そ の た め に 東 大 ま で来るのは大変面倒だと。そういう方が学外から使えるような もの。というのがまず第一にありました。

それから、当然最近学生さんも自宅からレポートなどを作る為 に大学のコンピューターを使うこともありますので、そういう人 たちが使えるようになるといいなと思って導入したものです。

導 入 に あ た って、懸 念 点・ク リ ア ー しておきたかった点

非常勤の人が学外から使うというのは、まあ悪いことではあん まりないと思うのですね。これは業務用のものとかではないの で 、職 員 が 自 宅 で 仕 事 を す る 目 的 で は 全 然 使 っ て い な い 。少 な く と も 移 動 し な く て も あ る 程 度 の も の は 作 れ る と い う 。デ ス ク ト ッ プ の 状 態 を キ ャ プ チ ャ ー し て 、そ れ を 資 料 の 中 に 入 れ る こ とをしようと思った時に、大学までやってこなくてはいけない だとか、土曜日曜だと一部開いているところがあるのですけれ ど 、か な り の 演 習 室 が 閉 ま っ て い る だ と か 、そ う い う 不 便 は か なり解消されると思います。

リ モ ー ト ア ク セ ス に 関 し て は 、な か な か ネ ッ ト ワ ー ク の 状 態 に よ っ て ど れ く ら い の 性 能 が 出 る か 分 か ら な い も の な の で 、実 際、家で使ってみないと分からないですけれど、これは政府調 達という仕組みでやっていますので、仕様書を作って入札で決 めるというタイプのものになっています。そうすると本当にい いものが入るのかという若干不安はあります。それが一つです ね。

それから、いろんな要望があるのですけれど、フルHDレートで ちゃんと動画を通せと言われてもムリがあるわけで、当然出来 ることしか出来ないと。そういうのがどこまで出来るか、という のがありましたね。

以前からいろんなリモートアクセスシステムを使っていたので すけれど、なかなか性能が出にくいというか、あと本当にキャンパスの中 で デスクトップのP C を直 接 使うのに比べて感 覚 が 違 うというのがあったので、そういうところで懸念がありました。

我々の大学で、授業をするのに学内に1,000台以上のコン ピューターがあるのですけれど、それを使って授業をする時に、 非 常 勤 の 先 生 が 授 業 の 準 備 を す る 為 に わ ざ わ ざ 大 学 ま で くる の は 非 常 に 不 便 だ と い う こ と で 、学 外 か ら も 使 え る よ う に し た い、というのがまず目的としてありました。ちょっとお断りしない といけないのですけれど、我々リモートアクセスのシステムを入 れるということは考えたのですけれど、特定の製品を指名して 買ったわけではなくて、入札の結果としてスプラッシュトップが 入ったということをお断りしておきます。

今までもリモートアクセスのシステムをいくつか入れてきたので すけれども、コマンドラインのものとかGUIのものとかあったの ですけれど、GUIのものだとなかなか性能が出にくいということ がありました。それからコマンドラインのものですと当然ながら デスクトップが見られない、と。それらの問題が一気に解決する 様なものが入るといいなと思っていたのですけれど、なかなかそ ううまく行くかなという懸念がありました。

性能に関して言うと、まあそこそこかなとは思うのですけれど、 なかなかライセンスの規制が厳しくて上手く使えないというの があります。まだアンケートなど取っていないのでまだ分からな いのですが、ご利用は少し頂いているという状況です。

ライセンスが極めて厳しくて、使いにくいんですよ、ものすごく。 ライセンスとして、一台当たりいくらというものだと大学に入れ やすいのですけれど、一人当たりいくらというライセンスだと大 学のように学生を含めて人数が多いところだと実質的にうまくま わらなくて、今回特殊なライセンスを入れてもらったのですが、 それを使ってもやっぱりうまくまわせないという状況ですね。そ れが一番大きなネックになりますね。

一台いくらというライセンスを出してもらうと使えるようになる と思います。現状ではそうなっていないので、まずライセンスを 獲 得 す る 為 の 手 続 き を 行 っ て と い う の が あ っ て 、か つ そ れ を や る為にこちらでもいろいろと仕組みを作ったのですが、それがか なり重たいものになっていて、更にちょっと大学のポリシーの関 係もあって海外から使えなくなってしまっていますね。今ね。そ れはスプラッシュトップの性能の問題ではなくてライセンスの問 題で使えなくなっています。

学外からの接続先としてmac mini を選定された理由

大学の中で、1000台以上のiMacを置いています。それからMac OSとWindowsが動いています。ですから、授業で使っている環 境そのままを使いたいということで、理想的にはMacのOS Xと Windowsをリモートで使えるようにしたかったのだけど、スプラッ シュトップと同じ様な問題がMicrosoftのライセンス体系にもあっ て、CALというクライアントアクセスライセンスがたくさんないと 使えないということで、WindowsとOfficeはあきらめました。それ 以外については、そういうこという商用ソフトはなかったので、 アップルも特に問題なく学外から使える状態になっています。

そういう状況なので、iOSがリモートで使えてもしょうがないの で、あくまでOS XとWindowsしか使わない。実際に使えている のはOS Xだということですね。

学 外 か ら の 接 続 先 として 仮 想 環 境 を選定しなかった理由

なぜ仮想環境を使わないかというと、OS Xで仮想環境を使えな いことはないのだけど、OS Xサーバーの上にOS Xをいくつか動 かすことは出来ますけれど、あんまり効率的ではない。 従来から、少なくとも2004年くらいからここではMacをベース にした教育のシステムを動かしています。それで先生方もそれを 使った教材をいっぱい準備していて、どうしてもOS Xが使いた いという方が結構います。どうしてもWindows使いたいという人 も当然ながらいます。Linuxを使いたいという人もいるのですけ れど、大体UNIX系のシステムであればOS Xの上で似た様なこと が出来るので、その二つがあればオッケーと思っている人も多い ですね。そう一つに集約するのは難しい。

クラウドベースのデスクトップサービスはあるのですが、Macは ないです。WindowsとかLinuxはありますね。

オンプレミスとクラウドについて

戦略的というか今の時代、当然オンプレミスである程度資源を 用意しなくてはいけないということは確かなのですけれど、学生 などが持っているモバイルデバイス、それから学外でクラウドの リソース、そういったものを全部併せて使っていかないといけな い時代になっていることは間違いないですね。

何をどこに割り当てて、どうやってそれを繋げていくか、という ところで知恵を絞る時代になっていてある方式にこだわるとい うことはないですね。

かつてシステムが全学の認証基盤のほうでやっているシステム にワークフローの形で入れこんだのですけれど、先ほども言い ましたようにワークフローに関しては日本国内限定にしたいとい う様なこともあって、毎日リセットしないといけないものを国外 からアクセス出来ないような状態になってしまっています。 それから、リセットする時間帯にもよるのですが、登録してから実際に使えるようになるまで、反映されるまでに時間がかかっ て、最長1時間という感じでまわしています。使いたくなった時に 使えないとか、一週間くらいでリセットするつもりでやっていた のですがあっという間に。試しに使ったりする人いますからね。 ちょっと想定した使い方では難しかったです。こういうライセン ス体系でちょっと大学で使えないなと思っているのはマイクロソ フトとSplashtopだけなので。

学生も使っているみたいですけれども、逆に学生の方が使う気 になればゆとりが先生よりもあるので、ライセンスの奪い合いに は 勝 っ て し ま う 可 能 性 が あ る 。数 も 多 い し ね 。学 生 が 本 格 的 に 使い出すととてもじゃないですけれど本当に、台数も増やさな いといけなくなってしまいますので。

どこかで仮想化してクラウド上で動かせるといいですけれど、OS Xって仮想化してクラウド上で動かすというサービスをやってい るところはないです。動かすとするとハードウェアとしてMacを 使わないと動かないので、普通のPCサーバーで動けば簡単なの ですがそれは出来ない。そうするとデータセンターの中にMac ProとかMac miniを並べる様なものも無くはないけれど極めて 限られているし、事業が何年間か継続するという保証もないよ うな感じです。

以前はMacもエックスサーブという1Uのサーバーがあったのだ けど、やめちゃいましたし、アップルはそういうところはやる気が ないじゃないのか?

mac miniの設置場所について

この建物内にはあります。仮に外に出すにしてもサーバールーム を借りる位しか出しようがなくて、ハードウェアをこちらで用意 するということしかないですね。OS Xがもっとうまく動かせる方 法があったら自由度はかなり高くなるのですけれど、多少OS X に足を引っ張られている感はありますね。

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