【セミナーレポート】三陽工業株式会社「日報共有アプリgamba!」の活用事例

【セミナーレポート】三陽工業株式会社「日報共有アプリgamba!」の活用事例

公開日:2021/01/21 17:11

サービス情報

本記事では、株式会社シーラベルが主催する『DX事例合同ウェビナー』のレポートをお届けします。

2020年12月10日に開催した4社合同ウェビナーのテーマは、『営業・インサイドセールスのDX事例』。

二つ目の登壇サービスは、経営者のために開発された日報共有アプリ『gamba!』です。ベンダーの株式会社gamba 代表取締役 松田氏と、gamba!を6年以上利用している三陽工業株式会社 代表取締役社長 井上氏に、プロダクトの特徴や活用のポイントをご紹介いただきました。

営業・インサイドセールスDX事例セミナー

営業のDXを簡単に実現できるgamba!

講演は、松田氏の自己紹介から始まり、さっそく本題へ。

 

株式会社gamba 代表取締役 松田氏

 

松田氏:
弊社は「笑顔ではたらく人を増やす」というミッションを掲げており、それを実現していただける会社様を増やすために様々な活動をしています。笑顔で働く人については、「自己成長・社会貢献・業績拡大の3つを同時に実現している人」と独自定義していて、そのような人を一人でも多く増やすことを目的としております。

 

gamba!のミッション

 

弊社が提供するgamba!は、社内SNSをベースとした日報共有アプリです。

本日のセミナーテーマは「営業のDX」ですので、「営業のDXって一体どんなことをすればいいのか」「できるだけパワーをかけずに営業のDX進めて売り上げ拡大したい」「何からDXすれば営業の生産性が上がるかわからない」といった企業様も結構多いのではないでしょうか。

gamba!は、非常に簡単に営業のDXを実現できるシステムとなっております。

 

株式会社gambaの事業

 

gamba!はすでに1万5千社に導入いただいています。今回お話しいただく三陽工業さんにおかれましては、30拠点の毎日の営業情報を全社でシェアしていただいている状況です。また、日通さんなどワールドワイドな企業様では、全世界的な営業拠点で日々の情報共有を行っていただいております。

 

gamba!の利用実績

 

活用事例:三陽工業株式会社

松田氏:
三陽工業様の活用事例では、「コロナ禍で急速に変化する環境において、どのように会社を成長させていくか」「gamba!を通じてどのようにDXを推進しているか」という点に絞ってお話いただきます。
 

三陽工業株式会社井上社長

 

今年で創業40年を迎えられる三陽工業様は、「日本の製造業を元気にする」というビジョンを掲げています。gamba!を導入後の6年で急成長されており、現在では70億を超える売上規模に成長されています。

 

三陽工業売上高推移

 

SNS感覚でリアルな営業情報を投稿・シェア

井上氏:
gamba!を導入する前は、Excelで日報を運用していました。その頃は「日報を出すこと」が目的になってしまっていて、出し忘れやその場しのぎで作成したものも多い状況でした。事業が拡大している最中でしたから、経営者として営業情報を積極的に収集する重要性を感じていたものの、日報がうまく活用できておらず課題に感じていました。そのようなときに、gambaさんに出会いました。

 

成果に結びつく営業の日報

 

よく、上司が部下に「報・連・相をしなさい」と言いますが、私はその言葉があまり好きではありません。自ら情報を取りに行くことかが重要だと考えているため、そのためのツールとしてgamba!を活用させていただいています。
 

三陽工業株式会社井上様

 

松田氏:
「営業情報を取りに行く」というお話がありましたが、70億を超える事業規模の会社の社長であっても、営業の現場の情報を自ら取りに行かれるということでしょうか。


井上氏:
そうですね。とはいえ、社長である私が営業担当者に「あの件はどうなってる?」と詰めて聞くと相手は構えてしまいます。その点、gamba!であれば、FacebookやTwitterのような感覚で、社員一人ひとりが今日の出来事やトピックを投稿してくれるので、こちらとしても自然な形で現場の情報が収集できるようになりました。

松田氏:
建前や良い情報だけではなく、できる限りリアルな情報をカジュアルに投稿してもらうということが、運用のポイントでしょうか。

井上氏:
そうですね。くだけた書き方をした茶目っ気のある日報もありますが、そういうものも大歓迎で良しとしております。

gamba!でフランクな情報共有を推進

松田氏:
日報を全社でシェアすると、例えばネガティブなことが発生したときに、「厳しい指摘をされるんじゃないか」という思いが強くなると、ポジティブな情報や表面的なことしか書かなくなってしまいがちです。しかし、それでは本来の意味での欲しい営業情報が入ってこないということですよね。

そうならないように、gamba!で気軽に投稿しやすい雰囲気・風土を作っていらっしゃるということでしょうか。


井上氏:
はい。gamba!を導入当初は生真面目に運用していましたが、弊社は楽しいことや面白いことを大切にしている社風ということもあり、gamba!で茶目っ気のある投稿をしてくれる社員が少しずつ出てきて、自然に他の社員にも広がっていきました。


松田氏:
井上社長の一番のこだわりは、「経営者自らが情報を取る」というところで、そのためにはフランクな情報共有ができるような風土を作っていくことが重要だというお話でした。詳しい事例等につきましては、ホームページに掲載しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

また、gmba!は無料で15日間のトライアルができます。ぜひ、一度お試しいただいたうえでご検討いただければと思います。

どうもありがとうございました。

 

 

■登壇者

株式会社gamba

1997年パーソルテンプスタッフに入社。2002年に当時の上司とスピンアウトし、パートタイム人材サービスの株式会社ビースタイルを創業。大阪支社長在任中に、ユニバーサルスタジオジャパンの全従業員(当時5000人)を繋ぐ社内SNS(Youpi)の導入プロジェクトを実施し、現在も1万人以上で利用される国内最大級の社内SNSとなっている。2014年に人材ビジネス構築支援会社である株式会社Next Actionを創業。2018年に株式会社gamba 代表取締役に就任し、gamba!を活用した労働生産性向上支援を開始。現在は、グロービスMBA経営大学院の非常勤講師として、リーダーシップクラスに登壇中。


 

三陽工業株式会社  代表取締役 井上直之

日本の製造現場を元気にする会社として製造業及び製造派遣業をやっています。gambaと共に10年で10倍の売上を達成することができました。もし今、gambaがなくなったら深い霧の中を彷徨う経営者になります。

 

■事例紹介企業

三陽工業株式会社

  • 住所:兵庫県明石市
  • 業種:製造業
  • ビジネス領域:業務用・生産用・汎用・輸送・電気機械器具
  • 従業員規模:51-100名
  • HP:http://sanyou-ind.co.jp/

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