WEBコンサルティング会社33選｜比較・選定ポイントとおすすめ「マーケティングコンサルティング」の特徴や活用事例

公開日：2020/04/20 19:01

Webコンサルティングの比較方法・選び方
Webコンサルティングを比較選定する際のポイント
課題別に見た Webコンサルティング会社の向き・不向き
Webコンサルティングを利用するときの注意点
自社にマッチするWebコンサルティング会社を選ぼう
Webコンサルティング会社33選
1. 株式会社シーラベル（マーケティングコンサルティング）
2. テクノポート株式会社（製造業専門のWebコンサルティングサポート）
3. 株式会社abcompany（コンサル事業・メディア事業）
4. 株式会社ザーナス（EC・ネットショップ運営代行）
5. ポップコーン株式会社（SaaS企業向けwebマーケ支援）
6. 株式会社施策ぱっと（中小企業向けWEB集客支援サービス）
7.株式会社未来マーケティング(完全成果保証型WEB集客サービス)
8. 株式会社イノーバ（オウンドメディアスタートパック）
9. 株式会社ＡＺクリエイト（SEO対策サービス）
10. ディーテラー株式会社（デジタルマーケティングコンサルティング）
11. 株式会社ディレクタス（ディレクタス）
12. ディーエムソリューションズ株式会社（SEOコンサルティングサービス）
13. デファクトコミュニケーションズ株式会社（コンサルティング）
14. 株式会社ファインゴール（WEBコンサルティング）
15. 株式会社才流（BtoBマーケティング）
16. 株式会社イデア・レコード（スゴク・イイ・マーケティング）
17. 株式会社ライトアップ（クラウドコンサル）
18. 株式会社ＳＥＲＥＮＤＥＣ（webコンサルティング）
19. 株式会社パワー・インタラクティブ（コンサルティングサービス）
20. 株式会社ラウンドナップ（Webコンサルティング）
21. 株式会社ＡＰＰＹ（Webコンサルティング）
22. MICATA Brain.（ビジネスコンサルティング）
23. ＮＥＣマネジメントパートナー株式会社（マーケティング）
24. ナイル株式会社（Webコンサルティング）
25. 株式会社ペンシル（WEBコンサルティング、デジタルマーケティング）
26. ＺＥＮｏｆｆｉｃｅ株式会社（デジタルマーケティング）
27. 株式会社メンバーズ（デジタルトランスフォーメーション）
28. 株式会社ＬＩＦＥ　ＰＥＰＰＥＲ（海外マーケティング・ブランディング）
29. アユダンテ株式会社（SEOコンサルティング）
30. 株式会社フィード（立体プロモーション）
31. 株式会社ｉｐｅ（コンテンツマーケティング）
32. 株式会社インフォバーン（BRANDING）
33. 株式会社ファングリー（マーケティング戦略）

専門的な知識・ノウハウから、Web運用の成果を高めるための支援を行うのがWebコンサルティング（マーケティングコンサルティング）です。Webサイトの構築・運用、Web広告施策の提案、コンテンツ制作代行などサービス内容は幅広く、Webコンサルティング会社によって得意領域も異なります。ここでは、Webコンサルティングの比較選定方法と利用時の注意点を説明します。

また、導入実績の多い代表的なWebコンサルティングをご紹介します。実際に利用する企業の活用事例も交えながら、サービスの強みや特徴の解説を行います。自社の課題や目的に照らし、適切なサービスを見つけてください。

Webコンサルティングの比較方法・選び方

Webコンサルティングを比較選定する際のポイント

Webコンサルティング会社を選ぶ際にチェックしておきたいのは、以下の5つです。

■得意分野が自社のニーズと合致しているか

Webコンサルティング会社が提供しているサービスの範囲や、得意とする分野はそれぞれに異なっています。そのため、まずは自社が利用したい内容や求める成果に合致するサービスを選ぶ必要があります。

Webコンサルティング会社の特長・強みから分野を大きく分類すると、以下のように整理できます。

コンサルティング分野	特長
事業戦略にかかわる全般のコンサルティング	・市場調査や競合調査などを踏まえて事業計画を策定・マイルストーン、人員配置、ツール選定など事業全体での収益性を見通した計画立案・Web戦略にかかわるすべての施策提案・運用支援・Web以外の接点を合わせたメディア横断での施策提案・運用支援
Webサイトの構築・設計にかかわるコンサルティング	・Webサイト、ECサイトの構築・設計・UI、UXを意識した改善提案・各種分析、効果測定・ランディングページやコンテンツの企画、制作代行・セキュリティ面でのアドバイスや運用支援・サーバー構築・保守などシステム関連のサポート
コンテンツマーケティングにかかわるコンサルティング	・各種分析、効果測定・導線設計・SEO対策・ランディングページやコンテンツの企画、制作代行・Web広告・動画・SNS・メールマーケティング施策の提案、制作・運用代行

コンサルティング分野

特長

事業戦略にかかわる全般のコンサルティング

・市場調査や競合調査などを踏まえて事業計画を策定

・マイルストーン、人員配置、ツール選定など事業全体での収益性を見通した計画立案

・Web戦略にかかわるすべての施策提案・運用支援

・Web以外の接点を合わせたメディア横断での施策提案・運用支援

Webサイトの構築・設計にかかわるコンサルティング

・Webサイト、ECサイトの構築・設計

・UI、UXを意識した改善提案

・各種分析、効果測定

・ランディングページやコンテンツの企画、制作代行

・セキュリティ面でのアドバイスや運用支援

・サーバー構築・保守などシステム関連のサポート

コンテンツマーケティングにかかわるコンサルティング

・各種分析、効果測定

・導線設計

・SEO対策

・ランディングページやコンテンツの企画、制作代行

・Web広告・動画・SNS・メールマーケティング施策の提案、制作・運用代行

上記は大まかな目安です。サービス内容は各社異なっていますが、経営戦略を含めたトータル的な支援をしているか、得意分野に絞り込んでいるかという点が大きな違いになっています。

■自社と同領域・同規模での実績があるか

Webコンサルティング会社は、手掛けた領域の中でノウハウやスキルを蓄積していきます。そのため、実績が多い領域であれば、成否を分けるポイントを経験則として持っているなど、成果につなげやすい傾向があります。

また、サイトの規模感は戦略策定に大きな影響を与える要素であり、施策内容や費用対効果の考え方も変わってきます。自社と同規模での実績が多いほど、最適なコンサルティング内容が期待できるといえます。

Webコンサルティング会社が、どの領域・規模感での実績が多いかを確認すると、自社との適合性を判断しやすくなります。

■アウトプット物の精度はどうか

Webコンサルティングには、幅広い知識と多くのスキルが求められます。たとえば、市場理解、課題の本質を見抜く力、収益性を考えた最適な施策提案、運用設計、発想力などが必要となるでしょう。

こうした実力は、アウトプット物の精度に現れます。Webコンサルタントが作成するアウトプット物には、以下のようなものがあります。

現状の整理・分析
ターゲットに関する分析
各種企画書
効果分析レポート
マイルストーン・タスク表

これらの資料には、リサーチ力やデータ分析力にくわえ、現場の課題をキャッチアップするヒアリング力、最新知識をアップデートし続ける姿勢などが反映されているといえます。アウトプット物の確認は、Webコンサルティング会社の質を見分ける方法のひとつです。

■担当者との相性はどうか

Webコンサルティングを依頼した場合、担当者がつくのが一般的です。つまり、担当者の力量や自社との相性によって、成果が変わる可能性が高いといえます。担当者の力量や相性を見るうえでは、以下の点をチェックするとよいでしょう。

過去に担当した案件の実績はどうか
会話の内容が論理的か
わかりやすく伝えてくれるか
ストレスのないコミュニケーションをしているか
対応スピードに問題はないか

担当者の力量や相性は、Webコンサルティング会社の大小によらず、個人に左右されます。信頼できる担当者に依頼できるかどうかは、しっかりチェックしておきたいポイントです。

■自社に合った費用感か

Webコンサルティングの料金体系は月額制が主流で、3カ月から1年の契約期間としているところが多くなっています。かかる費用は、提供内容によって月額数万円から200万円程度まで大きな幅があります。

また、定例ミーティングへの参加はオプションになっているなど、見積もりに含まれるサービス内容は各社異なるため注意しましょう。Webコンサルティングの分野は相場が定まっていないため、かかる費用と期待されるリターンから費用対効果を考える必要があります。

課題別に見た Webコンサルティング会社の向き・不向き

自社が抱える課題によっても、適したWebコンサルティング会社は異なります。ここでは、課題別に見た向き・不向きの傾向を整理しました。参考にしてみてください。

課題	向き・不向きの傾向
システム関連のリテラシーが低いため運用全般を見てほしい	・Webシステムの構築、運用をトータル的にサポートしているコンサルティング会社が向いている・セキュリティ対策、保守などインフラに強いところがおすすめ
流入強化・コンバージョン向上を目指したいが予算が少ない	・コンテンツマーケティングに特化しているWebコンサルティングが向いている・スポットでの依頼ができるところであれば費用を抑えやすい
Web広告の成果を上げたい/運用負荷を下げたい	・Web広告の実績が多いWebコンサルティング会社が適している・運用代行サービスを提供しているところであれば、自社の負荷を抑えることができる
EC事業で利用したい	・eコマースで多くの実績を持っているWebコンサルティング会社を利用するとよい・ECモールでの販売支援、越境EC、物流、コールセンター設置まで広く対応しているところもある

Webコンサルティングを利用するときの注意点

Webコンサルティングを利用する際に留意しておきたいのは、以下の2つです。

■依頼する目的を明確にしておく

Webコンサルティング会社は、「どんな成果を得たいのか」「どんな課題を解消したいのか」といった目的に応じて、最適なプランを提案してくれます。依頼する目的が不明瞭なままでは求める成果を得られません。

また、Web担当者と経営層との間に認識のギャップがあると、途中で計画を変更せざるを得なくなるなど、コスト・マンパワー的に非効率な事態が起こることも想定されます。依頼する目的は事前に定め、経営層と担当部門でのズレがないようにしておくことが重要です。

■依頼時に必要な情報を準備しておく

どのWebコンサルティング会社に依頼する場合でも、情報提供は必要となります。準備しておきたい資料の例を挙げます。

自社サイトの現状がわかるデータ
自社の運用体制
自社が実施している施策と結果
目標と課題
予算・スケジュール

データはWebコンサルティング会社が精度を高めていくため、自社で準備できる範囲で十分です。これらの資料が整理できていると、各社から見積もりを取る際にも便利です。

自社にマッチするWebコンサルティング会社を選ぼう

Webコンサルティングにかかる費用には明確な相場がなく、提供しているサービス内容も各社異なります。そのため、どの範囲までのサービスを求めるかを明確にして、費用対効果を考えることが重要です。ここで紹介したポイントを参考に、自社に適したWebコンサルティングを選んでください。