本人認証や重要度の高い連絡などに活用されているSMS送信サービス・アプリ(SMS配信サービス)。電話番号しかわからない顧客にもメッセージ送信できることから、多くの場面で取り入れられています。SMS送信サービスの市場は拡大傾向にあり、さまざまなサービスが提供されています。自社に適したサービスの比較選定方法や導入時の注意点を説明します。

また、導入実績の多い代表的なSMS送信サービス(SMS配信サービス)をご紹介します。実際に利用する企業の活用事例も交えながら、サービスの強みや特徴の解説を行います。自社の課題や目的に照らし、適切なサービスを見つけてください。 

SMS送信サービス・アプリの比較方法・選び方

SMS送信サービスを比較する際のポイント

SMS送信サービスを選ぶときのポイント

 

顧客とのOne to oneコミュニケーションの重要性が高まるなか、多くのSMS送信サービスが提供されています。どのようなサービスが自社に適しているか、以下の選定ポイントに沿って検討しましょう。

 

  • 回線の接続方式はどうか
  • 適切なセキュリティ対策がとられているか
  • 必要な機能を備えているか
  • 料金体系は自社に合っているか

 

各項目を詳しく見ていきます。

 

■回線の接続方式はどうか

SMSの接続方式は「国内直収接続」と「国際網接続」の2タイプがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

 

国内直収接続

国内の携帯キャリア(NTTドコモ・ソフトバンク・au)の回線に接続してメッセージを送信する方式。電話回線に直接接続するため高い到達率が期待できる

国際網接続

海外の回線網を介してメッセージを送信する方式。低コストだが、海外からの配信を受信拒否設定しているユーザーにはリーチできない

 

顧客・ユーザーへの情報到達率やセキュリティを考えると、国内直収接続がおすすめです。接続方式はサービスによって異なるため、選定時には必ずチェックしましょう。 

 

■適切なセキュリティ対策がとられているか

SMS送信サービスを選定する際は、セキュリティ対策の有無も要チェックです。万が一、サービスを利用して情報漏洩が起これば、企業の信用は失墜してしまいます。検討中のサービスが通信の暗号化に対応しているか、Pマーク、ISMSなど第三者機関による情報セキュリティ認証を受けているかを確認しましょう。

 

■必要な機能を備えているか

搭載されている機能はサービスによって異なるため、利用目的に合った仕様のものを選ぶことが重要です。SMS送信サービスの主な機能は以下の通りです。

 

  • 個別配信
  • 一斉配信
  • セグメント配信
  • 本人認証
  • 自動音声サービスとの連携
  • 外部システムとの連携(API連携)
  • URL短縮表示
  • 送信元の表示機能
  • 双方向コミュニケーション
  • 分析・レポート機能

 

たとえば、API連携ができるツールであれば、送信先リストをCSVファイルに落とす手間を省けるうえ、セキュリティ上のリスクも軽減できます。また、通常はSMSで送信できる最大文字数は70字ですが、ツールによっては数百字の長文が可能になっているものもあります。

 

上記以外にもサービス独自の機能が搭載されていることもあります。自社の利用場面を想定したうえで適したものを選びましょう。  

 

■料金体系は自社に合っているか

SMS送信サービスを選定する際は、料金体系にも注意が必要です。主に、メッセージの送信数に応じて料金が変動する従量課金制または月額制がとられており、サービスごとにさまざまなプランが用意されています。使用頻度や送信数など、自社の使い方によって費用対効果が変わるため、どのような使い方をするか事前に想定したうえで選ぶことがポイントです。

 

初期費用が必要なサービスもあるため、イニシャルコストとランニングコストを合わせて検討しましょう。  

SMS送信サービスの向き・不向き

SMS送信サービスの向き・不向き

 

どのようなSMS送信サービスを選ぶべきかは、自社が抱える課題によっても変わってきます。以下に課題・ニーズ別の向き・不向きの傾向をまとめたので、選択時の参考にしてください。

 

課題・ニーズ

向き・不向きの傾向

One to oneマーケティングを強化したい

ユーザー名を「〇〇様」にできる機能があると便利。個別送信機能やセグメント配信機能が搭載されているサービスが向いている

対象顧客が多い/連絡業務を効率化したい

一斉送信機能が利用できるサービスが便利

休日や夜間も配信したい/定期配信がしたい

指定した日時に予約配信ができるサービスが適している

自社サイト・アプリへの不正ログインを防止したい

本人認証機能を搭載し、2段階認証が実現できるサービスが向いている

できる限り文字数を抑えたい

URLを短縮表示できるサービスがおすすめ

長文を送りたい

数百文字のメッセージ送信できるタイプを選ぶ。提供元により文字数上限が異なるため事前に確認が必要

ユーザーに怪しまれたくない

送信元の会社名やサービス名が表示されるサービスが適している

特定のWebサイトに誘導したい

メッセージ本文にURLを掲載できるサービスが適している

コールセンターのサービスの質を向上したい

自動音声応答装置(IVR)と連携し、テキストメッセージを送信できるサービスがおすすめ。混雑で電話がつながりにくい状況でもユーザーに適切な情報を提供できる

 

SMS送信サービスの導入時に注意すべき点

SMS送信サービスの導入時に注意すべき点

 

SMS送信サービスを導入する際は、以下の2点に注意しましょう。

 

■特定電子メール法の対象である

SMSは、迷惑メール防止法とも呼ばれる「特定電子メール法(特電法)」の対象となる通信方式です。特電法では、受け手の許諾なしに広告・宣伝目的のメールやSMSを配信することを禁じています。そのため、SMS送信サービスでプロモーションを行う場合や、WebサイトのURLを掲載する場合は、事前にユーザー本人に同意(オプトイン)をとる必要があります。

 

■やみくもな配信は逆効果

SMSで配信したメッセージは開封率が高く、ほぼ確実に情報を届けることができますが、やみくもな配信は逆効果になる可能性があります。SMS送信サービスは比較的手軽に運用できるため、担当者は多くの情報を発信したくなりがちです。

 

しかし、顧客にリーチしやすい手段とはいえ、顧客が必要としないメッセージを繰り返し送信すると、「この会社からのメッセージは開かないでおこう」「すぐに削除しよう」と思われてしまいます。SMS送信サービスを効果的に活用するには、顧客視点を忘れずに適切な情報提供を徹底することが重要です。

SMS送信サービスを有効活用しよう

SMS送信サービスを選定する際は、まず回線の接続方式とセキュリティ対策のレベルを確認しましょう。そのうえで、必要な機能の有無や料金体系をチェックすれば、自社に適したサービスを絞り込むことができます。最適なSMS送信サービスを選定し、顧客との円滑なコミュニケーションに役立てましょう。

SMS送信サービス・アプリ 5選「特徴」と「活用事例」

1.SMS HaNa

(参照元:https://fax-lnet.jp/sms-hana/)

サービス名

SMS HaNa

キャッチフレーズ

SMSは顧客に確実に届く・伝わる

サービス概要

携帯番号だけでほぼ確実に情報が届き、開封率が100%に近い『SMS』を活用したコミュニケーションが非常に効果的であると注目されています。メールとの比較においては、視読率、開封率はなんと10倍近くという圧倒的な数値をたたき出しています。
【特徴】
・業界最高峰の拘りぬいた操作性!
・特許取得のナンバーワン機能
・2タイプのツールを提供⇒WEBでの管理画面からSMS配信/貴社基幹システムとのAPI接続連携SMS配信を実現
・国内正規ルート(3キャリア直収)サービスを提供
・配信性能 1時間で10万通
・安心のセキュリティ

(参照元:日本テレネット株式会社)

向いてる形態

BtoB/BtoC

機能一覧

・個別・一斉送信機能
・短縮URL機能
・誤送信防止機能
・差込機能
・IVR連携機能
・双方向WEBチャット機能
・長文SMS機能

価格

・SMS Hana  0円 / 初期費用無料
・SMS Hana  8円 / 通から

運営企業

日本テレネット株式会社

サービス詳細

SMS HaNaの詳細を見る

 

2.KYUSMS

(参照元:https://www.kyusms.jp/)

サービス名

KYUSMS

キャッチフレーズ

貴社の大切なお客様にすぐにSMS配信できます!

サービス概要

SMS送信は、企業とお客様の関係強化に最適なメディアです。
マーケティングSMSからSMS本人認証、API連携など幅広くご提案可能です。
SMSなら高い到達率で!着眼率も高く!情報が伝わります。

(参照元:株式会社KYUBIZ JAPAN)

向いてる形態

BtoC

導入社数

約 2250 社

(2021年02月02日時点)

機能一覧

・万全のセキュリティー対策
・IVR(自動音声応答)対応
・管理画面(ASP・API)
・双方向
・国内の全キャリアに対応
・短文SMS(70文字)~長文SMS(660文字)に対応済

価格

・価格はお問合せください

運営企業

株式会社KYUBIZ JAPAN

サービス詳細

KYUSMSの詳細を見る

 

3.空電プッシュ

(参照元:https://www.karaden.jp/)

サービス名

空電プッシュ

キャッチフレーズ

簡単・確実に顧客とのコンタクトを実現します。

サービス概要

【「空電プッシュ」が選ばれる 3つの理由】
・高セキュリティ⇒国内主要携帯4キャリアとクローズドなネットワークを構成し、セキュアなサービス品質を実現しています。
・高信頼性⇒24時間365日有人監視及び有人受付を実施しており、深夜に故障が発生しても迅速に対応が可能です。
・高機能⇒操作性の高いユーザーインターフェースと利便性の高いユーザーサポート機能により快適にご利用いただけます。

(参照元:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社)

向いてる形態

BtoC

機能一覧

・より確実にメッセージをお届け
・長いメッセージも簡単に送信
・万全のセキュリティ対策とサポート対応
・ご要望に合わせた柔軟な使い方を実現

価格

・価格はお問合せください

運営企業

NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

サービス詳細

空電プッシュの詳細を見る

 

4.絶対リーチ!®︎SMS

(参照元:https://aicross.co.jp/zettai-reach/)

サービス名

絶対リーチ!®︎SMS

キャッチフレーズ

シンプルかつ安心安全なSMS配信サービス

サービス概要

顧客への結びつきを強化する「SMS(ショートメッセージサービス)」を手軽に送受信可能な、業界最大手の法人向けSMS配信サービスです。
パソコンの専用管理画面からメッセージを送信できることはもちろん、「紙DMの置き換え」や「決済代行」、さらにAPI連携を行うことで、利用しているシステムに「SMS送信機能を組み込む」ことも実現できます。貴社の課題や目的にあった最適なプランをご提供いたします。


(参照元:AI CROSS株式会社ホームページ)

向いてる形態

BtoC

導入社数

約 2900 社

(2021年02月02日時点)

機能一覧

・メッセージの配信
・双方向SMS
・API連携

価格

・1-Way  0円 / 初期費用無料
・1-Way  1,000円 / 月額
・1-Way  12円 / 通

運営企業

AI CROSS株式会社

サービス詳細

絶対リーチ!®︎SMSの詳細を見る

 

5.EZsms

(参照元:https://www.ezsms.biz/ja/)

サービス名

EZsms

キャッチフレーズ

もっと簡単に手軽でSMSを活用できる

サービス概要

EZSMSは間単にショートメッセージ(SMS)を利用して携帯電話を使ったコミュニケーションできるサービスを提供しています。無料登録後、即時にご利用のウェブブラウザーから、SMSの配信機能をご利用いただいたり、ダイヤル・イン・ナンバーをご利用いただくことができます。

【特長】
・国内全事業者への送信・国際SMS配信に対応。
・ウェブから送信・CSV送信。
・いつでも、どこでも!サービスはすべてオンライン完結。
・ダイヤルSMSでビジネスもイベントも大成功。

{参照元:株式会社Xoxzo ホームページ}

向いてる形態

BtoB/BtoC

機能一覧

・WEBから配信機能
・CSVファイルによるカスタマイズSMS送信機能
・ダイヤルSMS

価格

・ポイント購入数 5 ~ 10  50円 / 1ポイントの単価 (税別)
・ポイント購入数 11 ~ 30  40円 / 1ポイントの単価 (税別)
・ポイント購入数 31 ~ 100  30円 / 1ポイントの単価 (税別)

運営企業

株式会社Xoxzo

サービス詳細

EZsmsの詳細を見る