このインタビューを受けた会社
製造情報のグローバルなデータ統合でExcel/Accessによる属人的管理から脱却
取材日:2023年5月18日(公開日:2023年5月22日)導入前の課題
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●設計・製造などの各種情報について、国内外の製造拠点でExcelやAccessを使ったローカルファイルによる属人的な管理で、データの不整合などのリスクが避けられなかった
●各拠点で製造品質を担保するため、分散管理されているデータを整理・集約し、共有することが必要
●高度なデータ活用を実現のため、機械工具事業本部独自のデータと全社基幹システムのデータを統合して一元管理する仕組みの構築が求められた
選定理由
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● 自社の基幹システムとのデータ連携をはじめ、多様なシーンでの活用実績があり、信頼性が高い
● OracleやSQL Serverといったデータベース、kintoneなどのSaaSと簡単に連携でき、高い開発生産性が期待できた
● データ加工にかかわる機能も充実していて、大量なデータ項目の一括変換や複雑な加工も容易
導入後の成果
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● ノーコード開発で簡便かつスピーディなデータ連携処理の実装を実現。単純な連携は1件あたり20~30分程度で開発可能
●スケジュール実行やRPAツールと連携した自動実行で、データ連携処理に関わる作業負荷が皆無に。720万円/年程の人的工数を削減
●ローカルファイルによるデータの管理運用をkintone上に集約。属人的な情報管理から脱却、製造拠点を横断したマスタデータ統制によるMDMの強化を実現