熊本県南部に位置する人吉市では、シカやイノシシなどによる農林業被害が深刻化しており、捕獲実施隊による害獣駆除が行われている。捕獲実績は隊員が報告する「報告書・写真・駆除証明部位(尻尾など)」の3点を班長が取りまとめ、月1で市役所へ提出。市職員が確認後データ化・集計して国や県へ報告している。しかし、紙の報告では、報告書を作成する隊員にとっても、内容を確認する職員にとっても多大な負担となっていた。そこでPlatioで位置情報や鳥獣の写真も報告できる「捕獲報告アプリ」を作成し、報告や集計作業の負担削減に成功している。
事例のポイント
Platioで「害獣報告アプリ」を作成し、駆除報告をデジタル化。捕獲実施隊員は山林でもスマホから写真・位置情報付きで報告でき、市職員はデータを即時に活用可能となった。これにより、隊員の報告負担軽減に加え、職員の事務作業も月50時間削減され、双方の業務効率化を実現した。

株式会社シーラベルについて