柔軟なEAI基盤の構築と品質情報のデータベース化により、高度な品質管理を実現
備前化成株式会社は、健康食品のOEM製造や、機能性食品の素材開発、医薬品原薬の製造を行う企業だ。長年培ってきた技術とノウハウに基づき、自然由来の原材料から製品を生み出す一貫生産体制を整備して、人々の健康に貢献を果たしている。同社は、仕入先が記入した原料、資材の規格情報をPDF化し、ファイルサーバーに格納、管理してきた。これに対し検索性の向上を含め、円滑なデータ活用を可能にするため、新たに品質情報管理システムの「食Quality」を構築。それに伴って、SAPで運用されている基幹システムとのデータ連携が必要となり、データ連携基盤として「ASTERIA Warp」を導入。品目ごとの原料、資材にかかわるデータや、得意先、仕入先などの情報登録に要する工数削減を実現し、食Qualityでのデータベース化を進めて、品質情報に関するデータ活用を柔軟に進めていける体制が整った。