SharePointアダプターなどを活用し開発コストを10分の1に圧縮、グローバルな対応を短期で実現
i-PRO株式会社は、パナソニックのセキュリティシステム事業部から独立して2019年に設立。パナソニック時代から60年以上の業務経験を持つ監視カメラを扱う「セキュリティプロダクト」、医療用のカメラモジュールを生産する「メディカルビジョン」、ネットワークカメラを構成する部材を提供する「モジュールカメラ」の3つの領域でビジネスを展開。同社では会社設立にあたり、システム面でもパナソニックから独立することを求められていた。そこでは、立ち上げたシステム間の連携インターフェース基盤の構築、世界各国の拠点にサービス提供できる体制を整える必要があった。そこで、基幹システムであるSAP S/4 HANA、Salesforce、CELFで構築したマスターデータ管理システム、PLMやMESといった生産関連システムなどの連携に「ASTERIA Warp」を活用。ノーコード開発を駆使した迅速かつ柔軟な連携インターフェース基盤の構築で、タイトなスケジュールでのシステム移行を遅延なく完了できた。