愛媛県松山市を拠点とする、データ分析やシステム開発をメインとしたIT企業・ピクトグラムでは、同社が開発・提供する画期的なIoT機器「コネクトカメラ」に最適なSIM探しが命題だった。
コネクトカメラとは、WEBカメラで撮影したタイムラプス写真を、SIMを利用して送信し続けるBtoB支援ツール。主な用途としては、建築現場に定点カメラとして設置し、遠隔地から作業の進み具合を確認することに利用されている。天候によって作業が中断してしまうこともある建築現場は、進行具合のチェックが日々欠かせない。さらに、悪天候や災害時などの緊急事態にはリアルタイムでムービーを見ることもできるため、現場への対応もスムーズに可能だ。
現場の状況確認に加えて、工事現場に来ている作業員のチェックにも活用されている。建築現場には、大工はもちろん、配線、配管、電気工事、壁紙、タイル、サッシなど様々な職人が入れ替わり立ち替わり入るため、その出入りを確認する必要がある。通常のタイムラプスの撮影間隔では出入りの確認をすることが難しいが、コネクトカメラでは、撮影する間隔を短めに設定することで、人の出入りの確認が可能となっている。建築現場にとってはとても画期的なサービスである。
このコネクトカメラに最適なSIM探しが急務だった。