自社開発の販売管理システムと周辺システムとの連携を自動化
Standard Force株式会社は、建築業界に革命を起こすことを目指すLTUグループのシステム専門スタートアップ企業。グループ内で建材販売・施工・リフォーム事業を行う株式会社富建に販売管理システムを提供し、DXを支援している。配送先までのルートを示す「ビジネスナビタイム」など周辺システムの運用も担当しているが、販売管理システムと周辺システム間でデータ連携ができておらず、手作業での転記などが発生していた。データ連携処理開発を外部委託することも検討したが、開発コストが高く実現が難しかった。そこで、ノーコードのデータ連携ツール「ASTERIA Warp Core」を導入し、以前より活用し使い慣れた「さくらのクラウド」上で稼働。販売管理システムと周辺システムとの連携のほか、手動では作業負荷が高く正確な運用が難しかった経営コックピットの構築を実現。また見積申請などをリアルタイムでビジネスチャット「direct」に通知する仕組みも構築し商談サイクルを高速化。正確で迅速な顧客対応を実現し、富建の売上向上に大きな貢献を果たしている。
データ連携の開発時間とコストを大幅に削減できたCoreは、当社にとって救世主のような存在です。この販売管理システムは「Stance」として外販もしていますが、ビジネスナビタイムやビジネスチャットと連携できることが大きなアピールポイントになっています。今後はこの仕組みをベースに、下請け様向けシステムや工務店様向けシステムも開発し、工事関連業務全体のデジタル化を目指します。