AIの画像認識を活用した自動採寸アプリを開発し、事業のコスト削減に貢献

AIの画像認識を活用した自動採寸アプリを開発し、事業のコスト削減に貢献

サービス情報

このインタビューを受けた会社

株式会社ユニメイト

  • 住所 : 東京都千代田区
  • 業種 : 製造業
  • ビジネス領域 : その他
  • 従業員規模 : 101〜500名

ユニメイト社は、レンタルユニフォーム事業を主軸に各種ユニフォームの企画・生産・販売やクリーニングまでを手がけるユニフォーム企業のパイオニア。「ユニフォーム・テクノロジー・オペレーション」といった3つの要素を融合させ、新たな価値の創出に取り組んでいます。

モンスター・ラボは、同社のユニフォーム事業で活用するAI画像認識を活用した自動採寸PWA(※1)『AI×R Tailor(エアテイラー)』に企画段階から参画し、プロダクト開発の全行程を担当しました。

課題

従来のレンタルユニフォーム事業におけるサイズ申請は、クライアント企業のスタッフにより自己申告で行われてきました。しかし、ヒューマンエラーによるサイズ違いが起こりやすく、労力も含めて返品・交換に多大なコストが発生(最大実績で返品率40%超)。

また、サイズ交換に備えて必要数以上の在庫を抱えていた背景もあり、廃棄品の発生など環境面での配慮にも課題を抱えていました。

ユニフォーム生産前に正確なサイズを把握できる仕組みを創出することがクライアントに対するサービス改善にも繋がると考えたユニメイト社は、自動採寸アプリの開発・導入を目指していました。

ソリューション

当初はネイティブアプリでの開発を希望されていましたが、ストアからのダウンロードが不要なマルチデバイス対応のPWAでの開発を提案。ストア申請やバージョン対応にかかる時間・労力の削減にもつながり、開発・運用コストを抑えることにも貢献しました。

正確な採寸を行うためのAIエンジン開発には、AI領域のスペシャリストをアサイン。長年にわたって手作業の採寸に従事してきたベテランスタッフへのヒアリングを行うなど、従来の業務に関する入念なリサーチを行いました。

そのうえでユニメイト社との協議を重ね、採寸ノウハウも活かした対象者の適切な服のサイズを導き出すマッチングロジックを創出。要件定義から詳細設計までを行い、条件を満たすAIエンジンの開発を模索しました。

また、モンスター・ラボのグループ会社A.C.O.からデザイナーをアサインし、トーン&マナーの策定・UIデザイン設計・使い方解説のイラスト制作を担当。AIエンジンの機能から発生する要件を満たしながら、ユーザビリティを追求したデザインを実現しました。

結果

技術調査により「画像から3Dモデルを作成し、そこから実際のサイズを予測する」手法を導き出し、オリジナルのAIエンジン開発に成功。ユニメイト社から提供された採寸データを用いて検証を繰り返し、AI画像認識の精度を高めました。

アプリケーションは、サイズ測定対象者の背面・側面の写真と基本データ(身長・年齢・体重・性別)から適したサイズがフィードバックされるシンプルな仕組みで構築。大人数を撮影・管理することを考慮したUIデザインも加わり、使いやすさにも優れたプロダクトに仕上がりました。

モンスター・ラボでは、今後も実証実験を継続的に実施。サイズの判断や適合ロジックの改善、AIの精度向上という観点から、サービスの価値向上を目指した支援を続けています。

 

(※1)PWAとは?
Progressive Web Apps(プログレッシブウェブアプリ)の略。WEB上でネイティブアプリのようなユーザー体験を提供できるWEBサイトの新しいスタイル。ブラウザ上で起動するのでインストールが不要、ホーム画面へのアイコンの追加やプッシュ通知が可能、読み込み速度・表示の高速化、オフラインでも閲覧可能などメリットが豊富。

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