「エンジニアからクリエイティブへ。今はDeNAのゲームのクリエイティブを横断的にみています」
自分はDeNAのゲーム事業部において、クリエイティブ制作のプロジェクトマネージャーたちをまとめるグループリーダーを務めています。しかし最初からゲームやデザインに関わってきたわけではなく、新卒から5年ほどはエンジニアとして働いていました。エンターテイメントやクリエイティブの領域に関わりたいという気持ちをずっと持っていたので、デザイン業務やweb制作を経験するなど転職を通してキャリアをチェンジし、そこからDeNAに加わりました。
DeNAに加わった頃は、ゲーム事業部のデザイン担当部署はまだ立ち上がったばかりの時期でした。そのため組織もまだこれからという状況で、入社して数カ月後にはマネジメントをやってほしいと言われたんですね。1年ほどマネージャーをしていましたが、「やはり現場でモノ作りがしたい」「現場を知らないとわからないことも多い」という思いも強くなっていました。そこで現場に戻り、大型ゲームタイトルの制作に携わり、開発から運営まで一貫してクリエイティブリーダーという役割で関わっていました。
次に関わったのが『逆転オセロニア』(以下『オセロニア』)です。2016年の末、『オセロニア』がブレイクするタイミングでの異動でした。ファンの数が大きく増えて、まさに盛り上がろうとしているときだったので、それにあわせてチームをリビルドする必要があったんですね。そこから『オセロニア』のクリエイティブリーダーをしばらく務め、今ではグループリーダーとしてDeNAのゲーム事業部のクリエイティブを横断的に見ています。
現在はグループリーダーとして毎月かなりの点数のクリエイティブに関わっていますし、内容も2Dイラストから3DCGなど多岐にわたります。そのため、案件に深く入り込んで問題解決に取り組んでいるものもあれば、担当者に細かいところを任せてしまっているものもあり、個々のタイトルとの関りはケースバイケースです。最近はモノづくりに加えて、チームビルディングやマネジメントのやりがいやおもしろさを感じているところですし、DeNAにはいろんな強みを持つプロジェクトマネージャーがそろっています。自分は彼らの中間点として、積極的にチームをまとめていきたいですね。