「講談社の印刷や製本が豊国印刷の基幹事業。今ではコミックアプリも手掛けています。」
多田:
豊国印刷は、もともとは講談社の雑誌や書籍を安定して印刷するべく1946年に創業されました。現在では講談社グループ企業として、紙の書籍の印刷や製本はもちろん、デジタル製版やデジタルコンテンツの制作なども行っています。さらに講談社のデジタル製版データの管理・運用なども行っており、その流れから、講談社のコミックアプリにも携わっています。
自分はコミックアプリの営業課として、いかに安定してコミックを配信し、それをどうやってお客様に伝えていくのかというところに携わっています。
小澤:
わたしはもともとマンガ家だったんです。しかし出版不況と言われ、実際に自分の作品が掲載されていた雑誌が休刊となるなど業界全体への危機感を強く感じるようになって、もっと幅広い視点から出版に携わりたいと思い、今は、多田といっしょに講談社のコミックアプリに携わっています。