独自のWebマーケティング力を武器に、馬刺しの通信販売やECサイト運営、馬肉を使ったペットフード販売など、多様な事業を展開する株式会社利他フーズ。 個々の事業で煩雑になりがちな受注業務を仕組み化して管理するため、2.1のマニュアルを導入しました。 その後、具体的にどのような効果があったのか。同社代表取締役である倉崎さんにお話を伺いました。
ベテランスタッフの離職相談に、夜も眠れなかった
「当社は、熊本県の特産品である馬刺しの通信販売を事業の柱とし、日々多くのご注文をいただいています。 的確な受注処理がなければ成り立たないビジネスですが、処理が煩雑で業務が属人化し、パートさんを中心とした一部のスタッフにだけナレッジが溜まっている状況でした。 いわば、ブラックボックスとなっていたのです。 そんな中、ベテランの社員が家庭の事情で遠方に引っ越すことになり、退社の相談をされ、思わず青ざめました。 「あの複雑な受注業務を回せる人が今いなくなれば、会社の足元がぐらつく……」。夜も眠れないほどの不安に襲われました。 そしてこれを機に、ブラックボックス化している業務を“見える化”しようと、マニュアルの作成を決意しました。早速インターネットで検索して、見つけたのが2.1さんでした。」