バナー制作数が増えるにつれて煩雑化した工程管理。なかでも時系列をたどる手間の蓄積が大きなストレスに
全国の直営店、パートナーショップ、正規取扱店で商品を販売するかたわら、カタログ通販やECサイトにも出店しているクロックス・ジャパン。2007年には、独自の通販サイトをオープン。大人から子どもまで、幅広い層に向けたフットウェアを展開している。
AdFlow導入以前は、店舗用の制作物もeコマースの部署で発生したWEB用のクリエイティブも、別の部署で一元管理するという制作フローを採用。すべてを内製していた。そのため、eコマースの部署は発注作業や、戻ってきた制作物の確認作業に追われることに。しかし、フェアやセール、限定アイテムなど複数の企画をECサイト用や自社通販サイト用、SNS用と、多方面にわたって同時に制作していると、メールの管理だけでも膨大な時間を費やさなくてはならない。さらに、クロックス・ジャパンには、グローバルチェックという壁が立ちはだかる。クリエイティブに関しては、すべて本国のチェックに回さなければならず、この段階で修正が発生した場合はまた同じ流れを繰り返さなければならなかったという。