品質とリーズナブルな価格の両立をセールスポイントに、国内外に1000店を超えるイタリア料理チェーン店「サイゼリヤ」を展開する株式会社サイゼリヤ。同社では早くからワークフローシステムを利用してきたが、文書添付制限やパフォーマンス低下で、日々の利用に少なからぬ支障が生じていた。そこで同社は新システムの導入を決断。3 製品を有力候補として選び出し、15項目にわたる綿密な比較検討した結果、総合点数で 1 位となった株式会社ナルボの「ワークフローEX」が採用された。導入の結果、文書添付に関する制限やパフォーマンス低下が完全解消されるとともに、起案や回覧処理の迅速化が実現。主管部門である総務部の作業負荷が大幅に軽減した。それとともに稟議内容に関する意見交換をシステムが支援、協業の深化も実現している。
複数のオフィス拠点を行き来する自由度の高いワーキングスタイルを推進
株式会社サイゼリヤは国内、海外に1000店以上の店舗を構えるイタリア料理チェーン店である。常にそのビジネスはニュースに満ちており、直近では日替わりランチ500円を全店統一、同時間帯で実現した。ハンバーグと料理一品におかわり自由のスープがついたランチをワンコインで食べられるとあって、マスコミでも大きな話題となった。
同社は埼玉県吉川市に本社を構えているが、オフィス拠点は首都圏全体に拡がっており、ライン部門、スタッフ部門に関わらず、必要に応じて拠点を移動しながら業務を進めている。株式会社サイゼリヤ社長室広報課長池田広行氏は、次のように語る。