【セミナーレポート】株式会社ウィットワン「目標管理ツールGoalous」活用事例

【セミナーレポート】株式会社ウィットワン「目標管理ツールGoalous」活用事例

公開日:2021/01/21 15:32

サービス情報

本記事では、株式会社シーラベルが主催する『DX事例合同ウェビナー』のレポートをお届けします。

2020年12月4日に開催した4社合同ウェビナーのテーマは、『生産性向上・ナレッジシェアのDX事例』。

最後の登壇サービスは、活動の「見える化」によってチームの目標達成を促進する目標管理ツール『Goalous』です。ベンダーの株式会社Colorkrew 湯川氏と、ユーザー企業である株式会社ウィットワン 取締役 運営事業本部 本部長 藤原氏に活用事例をご紹介いただきました。
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SNS型目標管理ツールGoalous

湯川氏:
本日は、弊社が提供しているGoalousの説明をさせていただきます。

弊社は1999年に株式会社ISAOという社名で創業しました。その後、親会社が何度か変わり、2019-2020年の間に親会社から独立し、これを機に社名も株式会社Colorkrewに変更しております。会社の特徴としては、役職や部署のない『バリフラット組織』という組織運営の体制をとっており、メディアに取り上げていただくこともございますので、そういった文脈で弊社をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

事業内容としては、「世界のシゴトをたのしくするビジョナリーカンパニー」というビジョンのもと、Goalousをはじめいくつかのサービス・事業を展開しております。

 

株式会社Colorkrew概要

目標達成の進捗状況・活動状況が「見える化」

Goalousは、目標を達成するための日々の活動をシェアできる『SNS型目標管理ツール』です。Goalousを活用することで、メンバーの活動がリアルタイムで見える化します。

Goalousでは、目標管理制度OKR(Objectives and Key Results)の考え方を取り入れております。使い方としては、はじめにゴールとして業務上の目標をGoalous内に作成します。そして、日々の活動をゴールに紐づける形でGoalous上に投稿していきます。我々は、日々の活動を投稿することを『アクション』と呼んでいます。

そうしますと、ゴールに対するアクションが蓄積され、進捗状況や、ゴールに紐づく活動状況がすべて可視化されます。評価者が「今期、この人はどのような活動をしたかな」といった振り返りができる仕組みになっております。

 

Goalousの機能について

 

活用事例:株式会社ウィットワン

湯川氏:
それでは、株式会社ウィットワン 取締役の藤原様に活用事例をご紹介いただきます。私から3つの質問をご用意しておりますので、一つずつ回答していただく形で進めてまいります。 

 

ナレッジシェアでメンバ―全体をレベルアップ

湯川氏:
まず、Goalousを利用している理由についてお聞かせください。

藤原氏:
主な理由は、「メンバーによるナレッジシェア」と、「人事評価における有用性の高さ」の2点です。

湯川氏:
その2点に関して、具体的な活用方法をお伺いします。まず、ナレッジシェアについては、どのようにご活用いただいていますか?

 

藤原氏:

弊社は、主にゲーム運営やカスタマーサポートなどの人材派遣事業と受託事業を展開しております。派遣先としては、大手のゲーム開発会社が多く、先端技術を使いこなせる能力の高い人材を求められるため、社内でもかなり優秀な人材を派遣しております。

派遣メンバーは、業務を通じて先端技術を学んだり、価値の高い情報を持っていたりするので、彼らのGoalousでのアクションを通じてノウハウを共有しています。また、派遣メンバーの評価においては、「社内メンバーに対するノウハウ共有」を重視しているため、各自積極的にアクションしている状況です。

Goalousを活用することで、受託メンバー含めて全体のレベルアップにつながっています。

 

目標管理の可視化により、メンバーの成長を促進

湯川氏:
人事評価での活用についてはいかがですか。
 

藤原氏:
Goalousを評価に活用するなかで、最もメリットに感じているのは「目標管理が形骸化しないこと」です。

一般的な目標管理方法としては、Excelや紙を用いた管理が多いと思います。私も以前はそのような形で管理していましたが、期初にしっかりと目標を立てても、期末になって「何だったっけ」となり、上長に帳尻を合わせて報告するといったことが、経験上ありました。

その点、Goalousを使用すれば、自分で立てた目標に対する日々のアクションを記録し、それを全社員が見える形になります。それによって、自分の目標を随時確認したり、ほかのメンバーのアクションから良い気づきをもらえたりすることができます。目標管理をしながら、各自が自分の成長に対する意識を高められるといった効果も感じています。

 

人事評価業務の工数削減や、公平性の高い評価を実現

藤原氏:
また、マネジメント層のメリットとしては、評価工数の削減が挙げられます。

Exceシートで管理していた頃は、メンバーの目標達成状況については直接本人にヒアリングしないとわかりませんでしたが、Goalousでは、日々の進捗状況がリアルタイムに把握できます。私としても、全メンバーの日々のアクションを見ることで、評価業務をかなり効率化できたと実感しています。評価の提出状況も一目でわかるようになっているので、管理がラクになりました。 

湯川氏:
ありがとうございます。Goalousを使えば、メンバーは活動をアピールしやすくなりますし、ゴールとアクションが可視化されることで、より公平な評価が実現できるようになります。弊社としては、評価の公平性が高まる点も、メリットのひとつと考えております。 

藤原氏:
そうですね。上司の好き嫌いで評価することができなくなりますし、全社員がアクションを見ているので、納得感のある評価がしやすくなるという点でも効果的だと思います。

 

Goalousが適した企業とは?

湯川氏:
最後に、「このような組織にGoalousは向いている」といったものがあれば、教えていただけますでしょうか。

 

藤原氏:
やはり、ナレッジ共有や評価部分での課題をお持ちの方に適したツールだと思います。また、拠点間でコミュニケーションや情報共有がうまくできていない会社様にも、大きなメリットがあるのではないでしょうか。

それから、目標管理を可視化することで、「このメンバーは、実はこんなにいい考えを持っていたんだ」と気づくこともあるため、隠れていた良い人材を発掘したいと考えている会社さんには非常に良いツールではないかと思います。

 

湯川氏:
ありがとうございます。リアルの場だと声が小さいような人でも、目標に向かって黙々とGoalousに活動を投稿していくことで、「あの人は、こういうこともできるんだ」と社内での存在感が大きくなるなど、意外な発見にもつながるかもしれません。

本日はウィットワン様に活用事例をお話しいただきましたが、Goalousをご利用いただいているお客様が主に解決したい5つの課題を資料にまとめております。このような課題をお持ちの場合は、別途ご相談ください。

どうもありがとうございました。


Goalousの解決する課題について

 

■登壇者

株式会社Colorkrew Goalousプロジェクト 事業責任者 湯川 啓太

2008年:立教大学卒業  2008年:政府系ベンチャーキャピタル入社  2012年:ベンチャー企業に転職  2014年:株式会社Colorkrew(旧ISAO)入社  2015年:くらまねプロジェクト事業責任者  2020年:Goalousプロジェクト事業責任者

 

株式会社ウィットワン 運営事業本部本部長 藤原 智宏様

主にゲーム業界向けへBtoB事業を提供する部署を管轄。継続的に業容を拡大しており、現在の所属メンバーは約350人。組織の規模拡大の中で発生していく課題解決を目指し邁進中。

 

■事例紹介企業

株式会社ウィットワン

  • 住所:東京都港区
  • 業種:サービス業
  • ビジネス領域:コンシューマーゲーム・アーケードゲーム、BPO
  • 従業員規模:101〜500名
  • HP:https://wit-one.co.jp/

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