動画編集ソフトとは、デジカメなどで撮影した動画をパソコンで編集することができるソフトウェアのことです。多彩な編集機能が備わっており、営業や採用など様々な場面に役立つ動画コンテンツを内製できます。本記事では、動画編集ソフトで実現できることや機能一覧、導入するメリット・効果を紹介します。
動画編集ソフトの導入を検討している方は以下の記事も参考にしてください。
動画編集ソフト 3選|比較・選定ポイントとおすすめ「動画制作ソフト」の特徴
動画編集ソフトとは
動画編集ソフトとは、デジタルビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画を編集するためのソフトウェア・ツールのことです。必要な場面だけをつなぎ合わせる機能や、テロップやエフェクト、色補正など様々な編集機能を備えており、簡単な操作でオリジナルの動画コンテンツを制作することができます。
近年はプロモーションや採用ブランディングなどに動画コンテンツを活用する企業が増えており、動画編集ソフトの需要が高まっています。
動画編集ソフトで実現できること
動画編集ソフトを導入すれば、以下の3つのことを実現できるようになります。
シーンを取捨選択してつなぎ合わせる
撮影した動画には不要なシーンが含まれていることがあるため、そのままでは冗長で間延びしたコンテンツになってしまいます。動画編集ソフトでは、必要なカット(場面)だけをつなぎ合わせて動画を制作することができます。カット間がスムーズに切り替わるように視覚的な効果(トランジション)を加えることも可能です。
- カット編集・トリミング
- トランジション
動画に様々なエフェクトを追加できる
わかりやすい動画コンテンツを制作するには、場面に応じたテロップや音声を挿入するのが有効です。動画編集ソフトを使用すれば、動画に様々なエフェクト(装飾や特殊効果)を加えることができます。
- スピード調整
- タイトル・テロップの追加
- ビデオ補正
- オーディオ編集
編集した動画をファイル形式で保存・出力できる
動画編集ソフトで編集した動画は、MP4やMOVなどのファイル形式で保存して書き出すことができます。これにより、YouTubeやSNSに動画をアップロードして再生できるようになります。
動画編集ソフトの導入で得られる効果・メリット
主に3つの効果・メリットが期待できます。
様々な動画コンテンツを内製できる
動画編集ソフトを用いれば、専門的な知識がなくてもクリックやドラッグ&ドロップといった簡単なPC操作で動画を編集することができます。様々な編集機能を活用して、営業・マーケティング・採用など用途に応じたオリジナルの動画コンテンツを内製することが可能です。
動画制作のコストを抑えられる
動画制作を専門会社に外注する場合、1本あたり数十万~数百万円程度の費用がかかります。動画編集ソフトであれば、買い切り型は数千円~数万円、クラウド型(サブスクリプション型)は1カ月あたり数千円程度で済むため、外部に委託するよりコストを抑えることが可能です。
効率的・短期間で動画を制作できる
動画編集をプロに委託する場合、見積もり依頼や打ち合わせ、構成チェック、修正依頼など様々なやりとりが発生するため、依頼から納品まで1カ月以上かかることが少なくありません。動画編集ソフトで内製すればコミュニケーションコストを大幅に削減できるため、イメージ通りの動画を数日で完成させることが可能です。
動画編集ソフトの機能一覧
動画編集ソフトの主な機能を以下にまとめました。
機能 |
内容 |
---|---|
カット編集・トリミング |
必要なカット(場面)だけをつなげて動画を編集する。1本の動画から部分的に切り出すトリミングや、1本の動画を複数に分割することも可能 |
トランジション |
カットとカットの間をスムーズにつなぐためのエフェクト(効果)。以下のような種類がある ●ディゾルブ ●暗転 ●ホワイトアウト ●アイリス ●スピン |
スピード調整 |
●スローモーション ●倍速 ●リプレイ ●ストップモーション ●逆再生 |
タイトル・テロップの追加 |
動画にタイトルやテロップなどのテキストを挿入する |
ビデオ補正 |
映像の色や明度を補正する |
オーディオ編集 |
効果音やBGMなど音声の追加・編集ができる ●音量調整 ●効果音やBGMの追加 ●ナレーションの追加 ●ノイズ軽減・除去 |
どの機能が搭載されているかはツールによって異なります。選択の際は注意しましょう。
動画編集ソフトでオリジナルコンテンツを内製しよう
動画コンテンツは営業やマーケティング、採用ブランディングに効果的な施策として注目度が高まっています。動画編集ソフトを導入すれば、多彩な編集機能を活用して目的に合った動画コンテンツを制作することができます。外部に委託するより制作期間・コストを抑えることも可能です。
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