基幹システムへの入力ミスは後工程にも影響が大きく、悩んでいました
当社は樹脂を成形して様々な工具を作っており、商社に製品を卸しています。商社からはFAXで受注することが多く、それを基幹システムに入力する際に打ち漏れや入力ミスといったヒューマンエラーが多いことが課題でした。
ミスの数としては月に数件あるかないかですが、1つのミスのインパクトがどうしても大きくなってしまうんですね。ピッキングリストも請求書も基幹システムをベースにしているので、ここが間違っていると各所に影響が大きい。何よりお客様に迷惑がかかってしまうので、それをなくすためにデータで受注できないかなと。
受発注システムを調べたところ、すでに出来上がっているシステムを利用するパッケージ、一から開発するフルスクラッチ、その中間の3種類があることがわかりまして。すでに大手の取引先はEDIなどの自社システムを持っていてそれ経由で注文が来るため、併用することを考えると費用が高くないパッケージ版が良かったのですが、お客様ごとに価格を変えることができないシステムが多かったんです。問い合わせると「商品番号や商品名を変えて価格の幅を持たせてください」と言われたのですが、基幹システムと連携しているためそれは難しい。かといってフルスクラッチだと何百~何千万と開発費用が高額になってしまう。
悩んでいたときにCO-NECTを見つけたんです。CO-NECTはパッケージやフルスクラッチとも違うSaaS (※1) で、安価な利用料金ながら依頼すればカスタマイズもしてくれる。お客様ごとに価格を変更する機能は標準で用意されていたし、毎月新機能が追加されてどんどん便利になっているのを聞いて、「CO-NECTしかないな」と。