●株式会社NTTフィールドテクノ様の事例のポイント
・複雑で膨大なExcelのやり取りを簡素化する仕掛けづくりを実現
・いまの進捗を正確に『見える化』することで、変更管理を確実なものへ
【課題・ご要望】
①短期間にて、膨大な件数(10,000件以上)を切り替えるための対策
②業務別に管理する複雑なExcelファイルの関連性を整理し簡素化したい
③1件、1件の進捗を正確に把握するため、業務の「見える化」を実現したい
●お客さまの「安心・安全・信頼」を意識した仕組みへ、進捗を正確に「見える化」
・発端は2年前の回線に関するマイグレーションです。
切り替えへの対応は「オーダー処理」や「現地調査」など担当が分かれており、
その連絡・指示などの際にはExcelを活用して連携していました。
ただ、それぞれの担当が異なるため進捗管理が非常に煩雑で、かつ10,000件を越える膨大な案件の対応も必要でした。
また、決められたフォーマットを利用するといった現行の運用を残すところは残しながら業務を簡素化することが急務でした。
●業務を簡素化するためのポイントはどのようなところでしたか?
・業務を自動化できる範囲はRPAの導入が効果的と考えていました。
・それでも「人の手」を介して変更したり、確認したりする業務
(たとえば工事日が決定していたが、スケジュールの組み直しとなった等)が残るため
膨大なExcelファイルの更新・変更がいつ、誰が、どこまで行ったのか「見える化」できる仕組みをつくることがポイントでした。
●上記の背景をふまえ、オープンソースERP「BeSpice®DecERP」をご採用いただけたのは?
・最初はAccessも視野に検討していたのですが、製品デモの中でたとえば権限設定や排他制御なども早く簡単に行えることが分かり、
私たちが望んでいる速度感で開発を行う基盤となり得ると判断したことにあります。
また、膨大なデータベースとして活用しながらも、担当毎に必要な既存フォーマットを個別にExcel出力でき、
1件1件の進捗を管理するために現在の工程がどこまで進んでいるか「見える化」する仕組みを提案してもらえた点は導入にあたり
評価しました。