「中古車買取実績14年連続No.1(※)」と、中古車市場で圧倒的な実績を持つ「Gulliver(以下、ガリバー)」。しかしその「車の買取り」に関するコンテンツ戦略は、2015年末から苦境に立たされていました。Googleのアルゴリズム変更により、売り上げに直結するいくつものキーワードで検索順位が急落していたのです。SEO会社に任せてディレクションに徹するか、それともアプリ戦略にシフトするのか…。さまざまな選択肢の中で、ガリバーを運営するIDOMが選んだのは「ユーザーニーズに応えたコンテンツを、社内で地道に作る」という“直球勝負”の道でした。アサインされたのは三井紀子さん。彼女はWeb未経験だったにもかかわらず、たった半年で流入数を対前年比32%回復させることに成功しました。その道のりを、「コンテンツ制作の指導者」として伴走してきた白砂ゆき子、岡村眞友子(Faber Company)とともに振り返ります。
※2001年~2014年主要買取専門店7社における中古車買取台数(株式会社矢野経済研究所調べ/2015年5月現在)
検索結果が急落。 2015年末から始まった混乱
「ガリバー」のコンテンツマーケティングのテコ入れは、いつごろ、どんなきっかけで始まったのですか?